慶應大、アニメを通じて平和を学ぶ「アニメ平和学」 Netflix支援で開講へ
2026年04月14日 10時45分更新

アニメを“好きなコンテンツ”ではなく、“平和を考えるための学問”として扱う講座が始まる。慶應義塾大学は4月13日、2026年度春学期から寄附講座「アニメ平和学:日本のアニメで『平和』をつくる」を開講すると発表した。
アニメを単なる娯楽や産業としてではなく、国や世代を超えて共有される文化表現として捉え、相互理解や共感、共生といった広い意味での「平和」とどう結びつくのかを学術的に検討するというもの。アニメが生み出す対話や連帯、文化的レガシーの継承といった効果を理論的に整理し、自分の言葉で説明できる力を養うことを目指すという。
講座は、慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュートX Dignityセンターが進める「アニメ平和学」プロジェクトの一環として実施される。企画は慶應義塾大学が担い、Netflixの寄附によって開講され、両者が運営に関わる。
大学でアニメを扱う講義自体は珍しくなくなってきたが、今回の講座はは、産業論や作品研究にとどまらず、「平和」という大きなテーマを扱った点が特徴だ。アニメを社会の周縁的な趣味ではなく、人と人をつなぐ文化インフラとして捉え直す試みとして注目されそうだ。
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