MSI、新マザボでまさかの進化 “手が切れにくい”裏面処理に注目
2026年04月10日 12時50分更新
MSIが、ハイエンドマザーボードにちょっと意外な方向から手を入れてきた。4月10日に「MPG X870E CARBON MAX WIFI」を発表し、日本では4月17日から8万2980円で発売する。
スペックだけ見れば、いかにも現代のフラッグシップだ。AMD Ryzen 9000シリーズ対応のX870Eチップセットに、18+2+1フェーズの電源回路、Gen5対応M.2スロット、Wi-Fi 7といった“全部入り”構成。だが今回のポイントはそこではない。
MSIが前面に押し出しているのは「Pin Safeデザイン」。基板裏面の鋭利なはんだ部分を滑らかに処理し、組み立て時のケガを防ぐというものだ。
自作PCを触ったことがある人なら分かるが、マザーボードの裏面は意外と危険だ。指を引っかけて小さく切る、というのは珍しくない。これまで“そういうもの”として扱われてきた部分に、あえて手を入れてきたのが今回の特徴だ。
使い勝手の改善も抜かりない。GPUを簡単に外せる「EZ PCIe Release」や、工具なしでSSDを着脱できる機構など、いわゆる“組みやすさ”も強化されている。さらに64MBの大容量BIOS ROMを搭載し、次世代AM5 CPUへの対応余力も確保した。
かつては上級者の遊びだった自作の領域が、今では初心者やライトユーザーにも広がっている。性能だけでなく、「安全に組めるか」「扱いやすいか」が無視できなくなってきたということかもしれない。
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