なぜアルテミスIIはニコン「D5」を選んだのか、意外な理由が判明 海外報道
2026年04月10日 13時10分更新
「D5」(ニコンより)
NASAの月探査ミッション「アルテミスII」のメインカメラとして、ニコンの「D5」が採用された理由がわかった。4月6日、海外メディア「PetaPixel」が報じている。
「D5」はニコンが2016年に発売したデジタル一眼レフカメラ。2026年4月現在、すでに現行製品のラインナップから外れており、同社のサイト上でも旧製品扱いとなっているモデルだ。
PetaPixelによると、今回のミッションでNASAが「D5」を選んだ理由は、「宇宙での使用実績があること」と「低照度環境での撮影性能の高さ」だ。
宇宙での使用実績については、カメラに限らず、宇宙に持ち込まれる多くの機器に共通するチェックポイント。
地上とは比較にならないほど過酷な環境の宇宙で使う機材には、相応の信頼性が求められる。つまり、動作実績がない最新技術より、動作確認済みの古い技術(枯れた技術)が好まれるということだ。
一方、低照度環境での撮影性能に関しては、ISO感度を高く設定した場合、「D5」は歴代のニコン製デジカメでもトップクラスの性能を誇る。
総合性能では最新機種に敵わないが、暗闇が拡がる宇宙での撮影に限れば「D5」の方が優秀と判断された形だ。
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