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警戒心の強い猫も油断する!? 約53gの超小型カメラ「insta360 GO Ultra」で撮る猫の素顔

なんか怪しいものが来たぞ、ってんで無表情で手(いや、前足)が出たうちのテトラ。2026年3月 insta360 GO Ultra

 スマホからミラーレス一眼、ドローンから360度カメラ、さらにセキュリティカメラまで、カメラを搭載しているものなら何でも猫を撮るのである。

 今月は360度カメラを皮切りに、アクションカメラから360度ドローンまで、アウトドア系のカメラをどんどん充実させているinsta360の「GO Ultra」を使ってみた。コレ、普段はコンパクトなアウトドアカメラ。モニターをこんな風にチルトさせると自撮りもできる。

モニターをチルトさせて猫との自撮りに挑戦中の図。小さくてカメラ部を切り離せるのがいいところだ。レンズは超広角でフォーカスは固定。小さいながら4K動画にも対応する

 撮影最短距離は約30cmとちょっと長めなので猫がボケてしまったが、これは別売りのマイクロレンズキットを使えば対応できる。猫の顔をアップで撮りたいなら必要かも。今回はそこまで用意できなかったので、またいずれ。

猫と一緒に自撮りしたの図。超小型カメラならではの機動力。猫がぼけてるのは近すぎたからです。今度マクロレンズ付けて再挑戦。2026年3月 insta360 GO Ultra

マグネットで着脱自在!
警戒心の強い猫にそーっと近づく

 さらにモニターがついてるアクションポッドからカメラユニットを取り外せば、ミニアクションカメラとして自在に撮れるのだ。カメラユニットの裏に磁石がついており、鉄製のものならピタっとくっつくし、爪でかちっと挟んで固定することもでき、それようのアタッチメントがメーカー純正やサードパーティから数多く出ている。

 わたしがやりたかったのはこれ。まだ人に慣れてない猫にそっと近づいて撮るとか。

アタッチメントを利用して自撮り棒につけて猫に迫るの図

 実はうちにいる2匹のうち、キジトラのテトラはまだ全然飼い主になれなくて(もう3ヵ月になるのに)、近寄ると逃げるのである(腹減ってる時を除く)。家の中に地域猫を飼ってるみたいな感じ。

 人が近づくと身構えてしまうので、自撮り棒にカメラユニットを付けて動画を撮りながらそっと近づいてみたら。

自撮り棒にカメラユニットを付けてそーっと近づけてみると、なんか近づいてきたぞって顔で見てる。2026年3月 insta360 GO Ultra

 そしたらいきなり無表情で攻撃されたのであった(冒頭写真)。これと冒頭写真は動画から切り出したもの。動画は4K対応でクオリティも高いし、そもそもハンズフリーで動画を撮るカメラなので、動画で録るのがオススメ。スマホやパソコンから簡単に静止画として切り出せるし、もちろんそのまま動画として楽しんでもいい。

おもちゃで遊びながら撮った動画からのスナップショット。2026年4月 insta360 GO Ultra

自撮り棒との合わせ技で
高い所にいる猫の「秘密基地」を覗き見

 手が届かない高いところにいる猫も撮れるってんで、保護猫シェルターqueueで天井スレスレにある猫ハンモックを覗いてみた。これをやりたかったのだ。

 右手に自撮り棒につけたカメラユニットを持ち、ときどき左手でアクションポッドのモニター(あるいはスマホからリモートでつないで)をチェックしながらこんな風に。

高いところにいる猫を上から撮ろうというのでそっと動画を撮りながら覗き込んでみた

 いつもここには、人になれてなくて不用意に撫でたりちょっかいだすと爪がとんできたりする猫「わさび」が隠れて昼寝してるので(保護猫なのでいろんなのがいるのだ)、ちょっとinsta360 GO Ultraの力を借りて様子を見ようと思ったのだ。

 でもその日、そこにいたのはまったく違うハチワレでびっくり。なんか来たぞって顔でペロっと下を出した瞬間をキャプチャ。

そこにいたのは貫禄あるハチワレなのだった。ベロを出した瞬間をキャプチャ。「残念でしたー」とは言ってないと思うけど。2026年3月 insta360 GO Ultra

 いつもハンモックで寝てた「わさび」はといえば、体調不良でケージに隔離されており、それをいいことに違う猫が入っていたのだ。

なんとケージに隔離されていた「わさび」。不機嫌そうなのはデフォルト。「おれの定位置をとられた」と思ってるかもしれない。2026年3月 insta360 GO Ultra

両手フリーだから撮れる!
愛猫との「なでなでタイム」を一人称視点で

 最後は、せっかくのハンズフリーカメラだからハンズフリーな1枚を撮るぞってんで、おでこにカメラ部をくっつけ(帽子に付属のクリップで付ける感じ)てうちの猫を撫でてみた。

超広角なので腕がすごく長く見える。顔が写るように撮りたかったのだが、気持ちよくて顎をもっと撫でろと上を向かれてしまったのだった。2026年4月 insta360 GO Ultra

 カメラ部の重さは約52.9g。小さくて軽いので身につけたり棒につけたり普通に手に持って撮ったりどっかに装着して自在に撮れるのがinsta360 GO Ultraの面白いところ。個人的には長い棒につけて、這いつくばらなくても地面すれすれから撮れたり、高いところにいる猫を見下ろせたりするのが楽しかったりするのである。

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筆者紹介─荻窪 圭

 
著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系フリーライター兼猫カメラマン。今はカメラやスマホ関連が中心で毎月何かしらのデジカメをレビューするかたわら、趣味が高じて自転車の記事や古地図を使った街歩きのガイド、歴史散歩本の執筆も手がける。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『古地図と地形図で楽しむ東京の神社』(光文社 知恵の森文庫)、『東京「多叉路」散歩』(淡交社)、『古地図と地形図で発見! 鎌倉街道伝承を歩く』(山川出版社)など多数。Instagramのアカウントは ogikubokeiで、主にiPhoneで撮った猫写真を上げている。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

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