会社のシステムって、なんだかんだで「ちゃんと管理されてるもの」と思ってますよね。少なくとも、設計書くらいは最新で、社内の担当者は、誰でもある程度は把握できる状態になっている——そんな前提を持っている人も多いはずです。
でもそれ、正しい認識とは言えないかもしれません。
とある調査では事業会社のおよそ9割(90.3%)がレガシーシステムを抱えているという結果が出ました。
厄介なのは、それだけではありません。設計書がすべて最新状態に保たれている企業は4割未満。さらに、特定の担当者しか分からない“属人化”も当たり前のように進行しているというのです。
これ、地味に怖い現実ではないでしょうか。担当者が辞めた瞬間にブラックボックス化、障害が起きても影響範囲が分からない——「いまは動いているが、これからはわからない」みたいな状態です。
同調査では、およそ8割が業務継承で支障を経験しているという結果も出ており、「なんとなく不安」どころでは済まず、実際にビジネスに支障が出ているケースも多いのです。
放置されたレガシーシステム。見えないところで積み上がるリスク。そのままでは、いつかは問題が噴出する宿命にあるとしたら、これは、日本の“時限爆弾”といえるかも……。
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