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CORSAIR「GALLEON 100 SD」

ゲーマーはこういうの好き! 左手デバイスと完全合体したCORSAIRの超・多機能キーボードがヤバい

「GALLEON 100 SD」

 ゲーミングデバイスは、ここ数年で大きく進化してきました。ストリーマー文化が大きくなるにつれて、ゲーミングだけでなく、配信向けのデバイスもどんどん登場したからです。そんな「ストリーマーの間で流行して一般的になった製品」の代表例といえるのが、ボタンデバイス「Stream Deck」でしょう。

 このStream Deckの流行を皮切りに、マクロを登録して使う「左手デバイス」と呼ばれる製品は多数登場してきた印象です。しかし、それでも「左手デバイスは別」「マクロは外付け」といった分業スタイルが主流でした。そんな常識を、いい意味でぶち壊してきたのがCORSAIRの「GALLEON 100 SD」です。

 この製品、ただの高級キーボードではありません。なんと、あのStream Deckをキーボード本体に内蔵してしまったという、かなり攻めた設計になっています。

ノートパソコンであっても、追加導入をおすすめしたい

 Stream Deckといえば、配信者や動画編集者向けのイメージが強いデバイスですが、実はゲーム用途でもかなり便利です。スキル回しやショートカット、アプリの起動、ボイスチャット操作などをワンタッチで行なえるため、使い方次第でプレイの快適さが段違いに変わります。とはいえ、従来は別デバイスとしてデスクに置く必要があり、スペースや操作の安定性に課題がありました。

 そこでGALLEON 100 SDです。キーボードとStream Deckを一体化することで、「その手があったか!」と思わせる完成度に仕上がっています。とくに右側に配置されたStream Deckキーは、キーボードと同じ感覚で扱えるのがポイント。しかも一体型なので操作時にズレることもなく、ゲーム中でもすぐに叩ける安心感があります。

 もちろん、ただのギミック製品ではありません。高級感のあるアルミボディや、打鍵感にこだわった静音設計など、キーボードとしての完成度も非常に高いのが特徴です。価格は確かに高めですが、それに見合うだけの“全部入り”な魅力を持った1台といえるでしょう。

GALLEON 100 SDを購入する3つのメリット

ポイント(1)Stream Deck内蔵で操作性も安定感も段違い

 GALLEON 100 SD最大の魅力は、やはりStream Deckを内蔵している点です。通常であれば別途購入する必要があり、設置スペースや配線が増える原因になりますが、本機ならその手間が一切ありません。しかも単なる「付属」ではなく、キーボードと完全に一体化しているのがポイントです。

Stream Deck部分には、2基のダイヤルとディスプレー、12個のボタンが搭載されています

 これが実際に使ってみるとかなり快適で、とくにゲーム中の操作感に大きな違いが出ます。従来の外付けStream Deckは、どうしても軽く触れただけでズレたり、位置が微妙に変わってしまうことがありました。しかし本機はキーボード本体と一体なので、どれだけラフに叩いても動きません。アクションゲームやMMORPGなど、瞬時の操作が求められるシーンでも安心して使えます。

 スキル発動、アイテム使用、ボイスチャット切替などを直感的に割り当てられるため、キーボード操作と自然に融合するのが魅力です。単なる便利機能にとどまらず、プレイスタイルそのものをアップデートしてくれる存在といえるでしょう。

YouTubeでCORSAIR「GALLEON 100 SD」のレビュー動画を見る

ポイント(2)高級感と快適性を両立した完成度

 GALLEON 100 SDは、見た目と触り心地の両面で「高級機らしさ」をしっかり感じられる仕上がりです。まず目を引くのがアルミニウム製のボディ。剛性が高く、たわみのないしっかりとした打鍵感を支えてくれます。デスクに置いたときの存在感も抜群で、いかにも“いいデバイスを使っている”という満足感があります。

アルミニウム製のボディが高級感があって好印象です

 さらに特筆すべきは、付属のパームレストです。形状記憶フォームを採用しており、手首に自然にフィット。長時間のゲームプレイでも疲れにくく、快適性がしっかり考えられています。こうした細かい部分の作り込みは、さすがCORSAIRといったところでしょう。

パームレストも付属しています

 また、全体の質感が統一されているのもポイントです。安価なキーボードにありがちなチープさは一切なく、キーの質感や仕上げまで丁寧に作り込まれています。見た目の満足度と実用性を両立しているため、単なる入力デバイスというより“所有する楽しさ”を感じられる1台です。

ポイント(3)6層構造の静音設計で打鍵音が気にならない

 ゲーミングキーボードといえば、「カチャカチャ音がうるさい」というイメージを持っている人も多いでしょう。実際、メカニカルキーボードは打鍵音が大きくなりがちで、環境によっては気になることもあります。しかしGALLEON 100 SDは、その点でもしっかり対策されています。

 本機には6層の消音フォームが内部に組み込まれており、打鍵時の衝撃や反響を効果的に吸収します。その結果、耳障りな高音の「カチャカチャ音」が抑えられ、より落ち着いた打鍵音に仕上がっています。完全な無音ではないものの、従来のゲーミングキーボードと比べると明らかに静かです。

 この静音性は、単に快適なだけでなく実用面でもメリットがあります。例えばボイスチャット中でもマイクに音が入りにくくなったり、深夜のプレイでも周囲に配慮しやすくなったりと、使うシーンを選びません。打鍵感を損なわずに静音化を実現している点は、さすがの完成度といえるでしょう。

購入時に注意するべき側面2つ

ポイント(1)価格とサイズはしっかり理解しておくべき

 GALLEON 100 SDは5万円を超える高級キーボードのため、気軽に手を出せる価格帯ではありません。ただし、Stream Deck(ダイヤル付きモデル)が単体で3万円前後することを考えると、キーボードとセットになっている本機の価格はある意味で納得感があります。

 とはいえ、すでにStream Deckを持っている人にとっては話が変わります。同じ機能が重複してしまうため、結果的に“無駄な出費”になりかねません。また、一体型であるがゆえに本体サイズはかなり大きく、デスク上の占有スペースも広めです。個別に配置できる従来スタイルと比べると、レイアウトの自由度が下がる点には注意が必要です。

テンキーレスの普通のキーボードと比べると、ちょうどStream Deck分長い印象

ポイント(2)テンキーレスゆえの割り切りが必要

 本機は左側にStream Deckがついているぶん、テンキーは搭載されていません。ゲーマーにとってはマウス操作のスペースが広がるため歓迎される仕様ですが、用途によってはデメリットにもなります。

 例えば、数値入力を多用する作業や、テンキーにショートカットを割り当てている人にとっては不便に感じる可能性があります。Stream Deckのボタンにテンキーを割り当てることはできますが、ボタン数が12個なので、数字のほかにどれを割り当てるかが結構悩みどころになります。

 ゲーム用途に特化するなら問題ありませんが、仕事や作業との兼用を考えている場合は、自分の使用スタイルに合っているかを事前にしっかり確認しておくことが重要です。

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