第63回
【鉄板&旬パーツ】Mac miniが初代Mac風になるドッキングステーション「Wokyis M5」をじっくり使ってみた
2026年03月29日 15時05分更新
M.2拡張スロットは最大7000MB/秒を発揮
続いて、M.2拡張スロットのパフォーマンスをベンチマークソフトで確認すると、Thunderbolt 5対応NVMe SSDエンクロージャーとして申し分ない読み書き速度を発揮した。
APFSフォーマットしているPCIe4.0×4対応のSamsung「990 PRO 4TB」のほか、最新PCIe5.0×4に対応するSamsung「9100 PRO 2TB」、Sandisk「WD_BLACK SN8100 2TB」を取り付け。「AmorphousDiskMark 4.0.1」を使い計測した結果が以下だ。
いずれの結果も、PCIe5.0モデルに対応したファームウェアを搭載したNVMe SSDエンクロージャーACASIS「TB501 Pro SL(ファームウェアバージョン 62.62)」に搭載した際と、ほぼ同じ読み書き速度だ。
「Wokyis M5」のM.2拡張スロットは、データ倉庫やTime Machineストレージ、据え置きのMac miniならmacOS起動ストレージとして、安心して使えそうだ。
ただ、懸念点もある。SSDは高速な読み書き速度に比例して、その発熱が増す。最大7000MB/秒を発揮するPCIe4.0やPCIe5.0対応のNVMe SSDを搭載すると、「Wokyis M5」のヒートシンクは、かなり熱くなってしまう。筆者のように、Mac miniの冷却も兼ねて、ハンディファン(卓上扇風機)で、風を送ることも考えよう。
そのほか各USBポートにUSBメモリーを接続してのデータ読み書きに、SDカードからのRAWデータの読み込み、DisplayPort端子からの4Kディスプレーへの出力を行なったが、いずれも問題なくできた。
Macintosh風ドッキングステーション「Wokyis M5」は機能面も満点
「Wokyis M5」は、往年のMacintoshを彷彿とさせるデザイン面だけでも買ってよし! だが、その機能面も優秀だった。活用方法いろいろな5インチディスプレーに、高速な外部ストレージ、豊富なUSBポート、カメラ愛用者にうれしいSD/micro SDカードスロットの装備は、文句なしと言える。
難点はMac miniにかぶせた状態だと、電源スイッチがさらに押しづらくなってしまったことだ。もともと、Mac miniを浮かせるスタンドを愛用していたので、そのまま使うことで回避できたが、電源スイッチを押して使用している人はスタンドの導入を考えよう。
Thunderbolt 5版は5万円近くと、購入をためらう価格だが、Thunderbolt 5 NVMe M.2エンクロージャーだけでも、2万円台後半なので、そこまで高価な設定ではない。見た目重視なら、約2万4000円のUSB 3.2 Gen2 10Gbps版を選ぶのがいいが、Thunderbolt 5ポートを搭載したMacやWindows PCユーザーで、ストレージ拡張を考えているなら、Thunderbolt 5版「Wokyis M5」を選んで損はないだろう。
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