第88回
あのころ、確かに胸のここらへんにこんなチクチクがあったっけ『少女少年学級団』全9巻で900円ぽっきり【Kindle漫画セール情報】
2026年03月28日 17時00分更新
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まいった。私も本作は今回のセールで購入して初めて読んだのですが、まさか1巻目からこんなに泣かされるとは。
小学生の生活を描いた作品、しかも主人公は女の子なのですけど、なんというか、すべてにおいて未熟な「プレ思春期」の心情を、これほどまでに瑞々しく描けるものかとちょっと感動すらしてしまいます。
似たような感想を持ったのって、かつて恩田陸センセイの小説を読んだときにも思ったものですけど、恩田陸センセイの小説は、主人公たちが高校生とかだったのでまだ分かるんですよ。思春期ど真ん中ですし、たぶんご自身の経験を下敷きにしたとしても、かなりエモーショナルで記憶や印象に残っている出来事が多いと思うんです。でも、本作の登場人物たちはまだ小学生。私が小学生のときの記憶なんて、ほぼ『ちびまる子ちゃん』と一緒ですもん。バカな子がいたなあ、やたらと勉強も運動もできるやつがいたな、こんなアホなことやったっけ。そのくらいです。本作で描かれるような、心の機微なんてまったく覚えていません。でも分かるんです、遥の気持ちが。渡の気持ちが。カズの気持ちが。覚えていないはずなのに。
『少年少女学級団』。全9巻とコンパクトにまとまって、今なら1巻100円で全巻揃えても900円です。自分では思い出せないんだけど、確かにあのころ、胸にこんなチクチクがあったな、と記憶を辿れる、そんな漫画です。
一時休載を経て7年越しに完結したらしく、8,9巻はちょっと絵柄が変わってます
少年少女学級団
藤村真理 (著)
全9巻(続巻)
900円 (1巻あたり100円)
※価格・還元ポイントは記事掲出のものです。購入時には必ず現在価格と還元ポイントをお確かめください。
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