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フォアグラ×ホワイトチョコ、これは悪魔的

世界一の美食の街で“人をダメにする料理”に出会った

2026年03月25日 07時10分更新

文● 中山智 編集●こーのス/ASCII

●酒飲みに寄り添う塩気のデザート

 最後の5軒目「Bertakoteka」では、珍しいピンクチャコリと共に、トロトロで濃厚な絶品バスクチーズケーキで締めくくり。サンセバスティアンでのバスクチーズケーキというと、発祥のお店La Viñaが有名ですが、エリックさんはこのBertakotekaで提供しているチーズケーキがNo.1とのこと。(5軒目:Bertakoteka

とろとろでクリーミーなチーズケーキをデザートとしていただきます

 サンセバスティアン近郊の街「トロサ(Tolosa)」にあるミシュラン一つ星レストラン「AMA」で作られているチーズケーキで、Bertakotekaはその姉妹店ということで提供しているとのこと。

 La Viñaのチーズケーキと比べるとブルーチーズを使っていることもあり、甘さの中にちょっとした塩味というかコクを感じます。確かに酒飲みには、こちらのチーズケーキのほうがうれしいかも。

●料理9品+アルコール5杯込みで約2万5000円 その価値はある

 エリックさんが「徐々に盛り上がっていくように」と緻密に計算した5軒の構成は、まさに完璧。ちなみにツアーの料金は為替で変わってきますが、支払時は2万5000円弱。記事中では料理やドリンクの価格は書いていませんが、ツアーではその料金は込みとなっていて、ツアー中に提供されたアルコール5杯、料理9品の支払いをしていないため。ちなみにピンチョスは安い物で2ユーロ台から5ユーロくらい。肉料理は11ユーロくらいからが相場となっています。

2023年に行ったBAR SPORTのメニュー表。ピンチョスは安い物で2ユーロ台からありました

●並ばずに名店を巡れるという価値

 またほとんどのお店でテーブルが予約されていて、お店に入ればすぐに着座できるのも◎。サンセバスティアンのバルは観光客も多く混んでいるので、初めてだとオーダーするのも会計をするのもひと苦労ですが、このツアーならそのめんどうもありません。

人気店は客も多く、オーダーするだけでもひと苦労。ツアーなら入店してすぐに座ってオーダーできるので、そういった心配もありません

 さらにエリックさんのツアーでは、今回初めて行くお店が5軒中4軒もありました。インターネットには星の数ほど情報が落ちていますが、常に進化し続ける美食の街においては、現地で最前線にいる「食のプロ」のガイドに勝る情報源はないですね。

●で、どこに泊まったのか?

 ちなみに今回は宿泊先もAirbnbを利用し、現地の広々としたアパートメントを貸し切りました。キングサイズのベッドがある主寝室とツインの寝室、シャワー・トイレも2つ完備され、グループ旅行にも最適です。宿泊代は1室あたり1泊2日で7万5000円程度。今回は2人で宿泊したので1人あたりはその半分です。

キングサイズベッドの寝室とツインのベッドがある寝室があります

リビングも広々として複数人での滞在にピッタリ

 何より嬉しいのは、大型冷蔵庫や食洗機、そして台所に洗濯乾燥機がビルトインされていること。まるでサンセバスティアンの住人になったかのように滞在できます。バルは混んでいるので、たとえばチーズケーキなどは持ち帰りでアパートに戻り、備え付けのコーヒーやお茶でのんびりリラックスして食べるといったこともできます。

洗濯機もキッチンにビルトインで設置されていました

キッチンにはコーヒーなども用意されていてうれしい

●美食の街を知るには、案内人がいる

 暮らすように滞在しその街の背景にある歴史や文化を知り、その上で計算し尽くされた絶品ピンチョスを味わう。Airbnbの体験ツアーで現地の達人の知識を「シェア」してもらうことは、サンセバスティアンを骨の髄まで味わい尽くすための「最適解」と言えます。皆さんもスペインを訪れる際は、ぜひエリックさんのような素晴らしいガイドと一緒に、最高のバルホッピングを体験してみてください。

ツアーの翌日訪れた、Bar Nestorのステーキ(87ユーロ/約1万6000円)。ここのステーキは絶品かつ超ボリューミーなので5人で食べてちょうどいいくらい。またサンセバスティアン行きたい!

この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)

世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。

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