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フォアグラ×ホワイトチョコ、これは悪魔的

世界一の美食の街で“人をダメにする料理”に出会った

2026年03月25日 07時10分更新

文● 中山智 編集●こーのス/ASCII

●和食を思い出させる“出汁のトルティーヤ”

 2軒目の「Antonio Bulebarra」では、風味豊かな本場のトルティーヤ(Tortilla de patatas)を堪能。エリックさんが「No.1のトルティーヤ」と絶賛するとおり、出汁がきいていて和食の風味すら感じられるお味でした。(地図:Antonio Bulebarra

ホクホクの状態で食べるトルティーヤ(スペイン風オムレツ)。すき焼きや肉じゃがの出汁感が脳内を駆け巡ってとてもおいしい

●トマト以前のレシピが残る理由

 続く3軒目の「Casa Urola」では、ホタテ(スカロップ)を使った一品が登場。ここでエリックさんが教えてくれたのは、ガスパチョの歴史です。ガスパチョというとトマトの冷製スープという印象が強いですが、トマトがアメリカ大陸からヨーロッパへ伝わる以前は、アーモンドをベースに使って作られていたとのこと。アーモンドベースの白い元祖ガスパチョにホタテを合わせたこの料理は、ホタテから出た和風出汁のような強烈な旨味が特徴。海苔の食感もアクセントになり、こちらも日本人の舌にめちゃくちゃ合う逸品でした。(地図: Casa Urola

韓国海苔がのっていて、オールドスタイルながら新感覚のガスパチョ

 ちなみに、このCasa Urolaというお店。なんと三重県に支店があるとのこと。そちらでも、同じテイストの料理が提供されているそうで、機会があれば是非いってみたいです。(日本支店リンク

●肉で勝負する店の本気!! 人をダメにする一皿

 そして圧巻だったのが4軒目の「Atari Gastrolekua」です。牛頬肉の煮込みや、ラム肉のテリーヌとローストポークベリーと肉料理のラッシュ。いずれの料理も肉が柔らかく調理されていて、口の中でホロホロと崩れ、思わず「顔が溶ける」と唸ってしまうほどの美味さ。(4軒目:Atari Gastrolekua

ほろほろと口の中で溶ける牛頬肉の煮込み

ラムの脂の旨味が抜群のテリーヌ。添えてあるのは世界最小のパスタとも呼ばれるクスクス

マスタードソースとの相性も抜群のローストポークベリー。こちらもやわらかくて美味しい

リゾーニという米粒のようなショートパスタを使ったチーズリゾット。つるっとした食感が特徴的です

●フォアグラ×ホワイトチョコという禁断のマリアージュ

 しかし、何よりも衝撃的だったのは「フォアグラのグリル ホワイトチョコレートとスイートコーンクリーム添え」です。香ばしいフォアグラの塩味と脂に、甘いホワイトチョコレートが合わさるという未知のマリアージュ。ツアーに参加した仲間を「人をダメにする食べ物」や「世界一悪魔的な美味さ」とうならせるほどの破壊力でした。

フォアグラだけでも「ワル美味い」食材なのに、それとチョコレートをあわせる、超禁断の料理

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