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偽のサポートセンターがあなたの個人情報を盗む

画面に消せない警告画面が! 「フェイクアラート」が表示する電話番号は詐欺師につながっている

突然あらわれる警告画面! それ、詐欺です

電話の相手は詐欺師!?

Q:「フェイクアラート」ってなに?

A:さまざまな手段で偽のサポートセンターへ電話させて金銭や個人情報などを奪う詐欺。

 「Webサイトを閲覧中、ブラウザ画面に突然『ウイルスに感染しました!』といったメッセージが表示された」という経験がある人は多いだろう。これは、ユーザーの不安をあおって偽のサポートセンターへ電話させ、個人情報を奪ったり不審なソフトをインストールさせたりする詐欺だ。

 画面表示のほか、警告音を鳴らしたり、ブラウザの画面内がエフェクトで揺れたり、カウントダウンを表示したりすることで、ユーザーをさらに焦らせることも多い。また、ブラウザのウィンドウを最大化し、「閉じる」操作を困難に見せかけることもある。

 フェイクアラートの最大の目的は、画面に表示された偽のサポート電話番号へユーザーを誘導することだ。アラートは偽物だが、我々が慣れ親しんでいるWindowsの通知画面に似せたうえで「Microsoftサポート」といった文言を表示するため、一見すると本物のように見えてしまう。

 こうした仕掛けを施して電話を掛けさせて、最終的に偽サポート担当者の説明を信じ込ませるのが典型的な手口だ。

 偽のサポートセンターでは、サポート名目で金銭を要求されることがあるほか、サポート用と称して遠隔操作アプリをインストールさせられることもある。その場合、詐欺師がパソコンを遠隔操作し、クレジットカード情報なども含んだ個人情報を窃取したり、さらなる被害につなげたりする危険がある。

 対策としては、警告画面が表示された際、電話番号が記されていれば、それはフェイクである可能性が高いので、無視またはブラウザを終了しよう。

 なお、フェイクアラートによってブラウザが全画面表示になり、「閉じる」ボタンがクリックできないように見える場合でも、[F11]キー(ノートパソコンでは[Fn]+[F11]キーの場合もある)や[Esc]キーを押すことで全画面表示を解除できる。その後、ブラウザを一旦終了させると良い。

 もしくは、[ctrl]+[alt]+[delete]キーを押した後、タスクマネージャーをクリックし、アプリの一覧からブラウザ(Google Chromeなど)を右クリック→「タスクを終了」することでもブラウザを終了できる。どちらにせよ、落ち着いて操作することが肝要だ。

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