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アイ・オー・データ機器「BDレコ」

テレビ容量パンパン民へ。録画した番組をBDに焼けるドライブが出たぞ!

2026年03月10日 19時00分更新

レコーダーの代わりになってくれるBDレコ

 BDレコは、は、テレビの外付けHDDに録画した番組をネットワーク経由でパソコンに転送し、そのままBlu-ray Discにダビングできる製品です(パソコンには番組は保存されず、直接BDドライブで焼く仕組みです)。

 テレビのHDDに保存した番組を、BDに焼けば長期保存が可能になります。次にいつ放送されるかわからない映画や、一度限りのバラエティ、ネットの見逃し配信では1週間後には消えてしまう番組などなど、絶対に残しておきたい番組を残せる製品です。

 録画番組を「見て消す」だけでなく、「残す」という選択肢を取り戻してくれるのが、BDレコの魅力。今回はこのBDレコと、編集・再生・保存ができるWindows・Mac両対応ポータブルBDドライブ「BRP-UC6Z/H」で使用し、実際の特徴を見ながら、その魅力をチェックしていきましょう。

今回BDレコを試したBDドライブ「BRP-UC6Z/H」

BDレコを購入する3つのメリット

ポイント(1)テレビの外付けHDDに録画した番組をネットワーク経由でBDに焼ける

 BDレコの最大の魅力は、テレビの外付けHDDに録画した番組をBlu-ray Discに保存できる点です。現在、多くのテレビにはUSB接続の外付けHDDへ録画できる機能が備わっています。レコーダーを買わなくても録画できるので、とても便利です。

 ただし、外付けHDDはすぐに容量がいっぱいになってしまううえ、録画データは基本的にテレビ本体と紐づいています。そのため、テレビを買い替えたり故障したりすると、HDDの中身を再生できなくなることがあります。BDレコは、この問題を解決してくれるソフトです。

テレビ・チューナーが変わると、HDDの中身が再生できなくなる

 ネットワークを通じてテレビ内の録画番組をパソコンへ転送し、そのままBlu-ray Discへダビングできます。つまり、テレビ録画のデータを長期保存できるアーカイブとして残せるのです。

ネットワークを通じてテレビ内の録画番組をパソコンへ転送し、そのままDiskにダビングできます

 例えば、ドラマのシリーズやスポーツの名試合、好きなアーティストの音楽番組など、「消したくない番組」だけをディスクに保存する使い方が可能になります。外付けHDDの容量を空けつつ、重要な番組はしっかり残せる。このバランスが取れるのは大きなメリットでしょう。

YouTubeでBDレコのレビュー動画を見る

ポイント(2)実は主役はソフト。入手方法も柔軟

 BDレコはドライブとセット販売もされていますが、実はソフト単体でも入手可能です。Windowsストアなどからダウンロードできるため、すでにBlu-rayドライブを持っているユーザーでも導入できます。

 ここが意外と大きなポイントです。つまり、すでにPCでBDを書き込める環境がある人なら、ソフトを追加するだけで録画番組の保存環境を整えられます。アイ・オー・データ機器製の他のBlu-rayドライブをすでに使っている人など、比較的柔軟に環境を構築できるのはメリットです。

 機能の割り切りもBDレコの特徴です。一般的なBD作成ソフトは動画編集やメニュー作成など多機能なものが多いですが、BDレコは、録画番組の保存という用途に特化し、編集などの機能はあえて省いています。専門知識がなくても直感的に操作できる設計になっているのが特徴です。

ポイント(3)ダビング方法を柔軟に選べる

 BDレコでは、録画番組のダビング方法も複数用意されています。用途に応じて使い分けられるのがポイントです。

 まず、番組の取得方法として「テレビ操作モード」と「パソコン操作モード」の2種類があります。テレビ操作モードではテレビ内の録画番組を直接ダビングでき、パソコン操作モードではチューナーやレコーダー内の録画番組をPC側から操作して取り込むことができます。

番組の取得方法として「テレビ操作モード」と「パソコン操作モード」の2種類があります

 さらに、ディスクへの書き込み方法も選択可能です。

画質優先ダビング:非圧縮のまま転送して高画質で保存
最小枚数ダビング:再圧縮してディスク枚数を減らす
手動設定:4種類の画質モードから選択

 例えば映画やライブ番組は画質優先で保存し、バラエティなどは容量重視でまとめて保存する、といった使い分けができます。また、作成したBlu-ray Discは一般的なBlu-rayプレーヤーでも再生可能です。PCだけでなく、リビングのプレーヤーで家族と一緒に視聴できるのも便利なポイントでしょう。

ディスクへの書き込み方法も選択可能

購入時に確認したいポイント

ポイント(1)対応機種に制限がある

 便利なBDレコですが、すべてのテレビの録画データをダビングできるわけではありません。利用するためには、テレビやチューナーがDTCP-IPのアップロードムーブに対応している必要があります。

 DTCP-IPは家庭内ネットワークで録画番組をやり取りするための著作権保護技術ですが、その中でも「アップロードムーブ」という機能がないと、番組をPCへ転送できません。つまり、テレビの機種によってはBDレコが使えない場合があります。

 とくに注意したいのが、Google TV搭載テレビでは現状利用できないという点です。最近のテレビはGoogle TVを採用したモデルも増えているため、購入前に対応機種を確認しておくことが重要です。

ポイント(2)4K放送のアーカイブには対応していない

 もう1つ覚えておきたいのが、BDレコは4K放送のアーカイブには対応していないという点です。

 最近のテレビ録画では、BS4KやCS4Kなどの高解像度放送を録画できるケースも増えています。しかしBDレコでディスク化できるのは、基本的にフルHDまでの番組です。4K番組をそのままBlu-ray Discへ保存することはできません。

 4K画質でコレクションしたい人には少し物足りないかもしれません。ただし、地デジやBS番組の保存用途であれば十分実用的です。

 普段の録画番組をアーカイブする目的であれば、大きな問題にはならないケースが多いでしょう。

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