ラミネート加工は、紙などをプラスチックフィルムでコーティングし、表面を保護するもの。紙単体と比べ強度が高くなるため、診察券や会員証といったカード類でよく使われます。また、耐久性も向上することから、施設の利用手順書や注意事項など、何度も繰り返し使用するものにも向いています。
さらに、水濡れや油汚れにも強くなるので、カフェや飲食店のメニューなどで見かけることも多いでしょう。汚れてもサッと拭けばキレイになりますし、内容が変われば作り直すのも簡単ですからね。
●お手軽な手貼りか、あるいは本格加熱圧着か?
最近ではシール状になっており、貼るだけでいいというラミネートフィルムも登場。特殊な機器がいらないため、手軽に安く利用できるのがメリットです。しかし、位置合わせが一発勝負になる、気泡やホコリが入りやすい、貼り合わせ時にズレや反りが出やすいなど、キレイに仕上げるにはそれなりの試行錯誤が必要です。
これに対し、従来からある加熱圧着のラミネート加工は、別途ラミネーターという専用機器が必要となるためハードルは高め。しかし、加熱するまでくっつかないため、フィルムに挟んでからも微妙な位置調整が可能。また、貼り合わせは基本機械任せなので、気泡が入りにくく反りも少ない、次々処理できるため大量加工がしやすい、消耗品となるラミネートフィルムの単価が安いなど、いい部分も数多くあります。
少量ラミネート加工したいというなら、貼るだけでいい手軽なものが向いています。しかし、数多く加工したい、もしくは、サイズが大きく手貼りでは難しいものの加工をしたいのであれば、ラミネーターを使う方が向いているでしょう。
●そうなるとやっぱり憧れるよね……最新のラミネーター
工具好きであれば加熱圧着という部分に惹かれ、これといった理由もなくラミネーターが欲しくなりますよね。実際、ウチにはなぜか1台ありますし。ただ、20年くらい前のかなり古い廉価品だということもあり、アナログダイヤルによる温度調整がシビア。失敗すると加熱圧着したフィルムが反ったり、波打ったりしがちなのが気になっていました。
イマドキの製品だとキレイに仕上げる仕組みがあったりするのかなと思い、いくつか製品をチェックしてみたところ、4本ローラーで反りを抑えるという製品があることを知りました。さらに、10秒ウォームアップで使えるとか、ラミネート加工の速度が早いとか、厚物対応だとか、機種によって結構仕様が違います。
チェックしているうちに、A3対応、4本ローラー、ウォームアップ時間90秒、フィルム厚150ミクロンという、サンワサプライの「400-LM004」(直販価格1万3800円)が気になったので、実際に借りて試してみました。
ちなみに、400-LM004の発売は2018年と、そこまで新しくありません。サンワサプライの製品で4本ローラーだと、2025年12月発売の「LM-A34R1W」という製品が新しいのですが、対応フィルム厚が100ミクロンまで。分厚い150ミクロンに対応していないため、今回は400-LM004を選びました。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります



