iPhone/Pixelと並ぶ存在に! ソフトバンクが語る「Galaxy S26」大躍進の理由
2026年02月28日 12時00分更新
2025年2月に、ソフトバンクはサムスン電子のGalaxyシリーズスマートフォンの販売を再開した。同社がサムスン製品の取り扱うのは実に10年ぶりということで、当時は大きな話題になった。それから1年が過ぎ、2026年モデルとしてサムスンが発表した「Galaxy S26」シリーズもソフトバンクは引き続き販売する。Galaxy S26シリーズをどのように展開していくのか、ソフトバンク 執行役員 コンシューマー事業推進統括 モバイル事業推進本部 本部長 郷司雅通氏に話を聞いた。
AIやカメラなど、消費者をひきつける新たな機能に魅力
──サムスンの新モデル「Galaxy S26」シリーズにおいて、特に期待している部分はどこですか?
郷司氏(以下敬称略):AIの進化はもちろんですが、水平カメラやプライバシーディスプレイといった進化は、現場のクルーがお客様に説明しやすく、売りやすいポイントだと感じています。今回の新機能は市場でも高く評価されるのではないかと期待しています。
──その中でも今回の大きな強化点である、AI機能についてはどのように消費者へ訴求していく考えでしょうか?
郷司:単に「AI」と言うだけではお客様に響きにくいのが実情です。店頭で実際にAIを使ってステッカーを作ったり、写真で何ができるか、など具体的な体験を提供することで「結果としてこれがAIなんだ」と理解していただくことが重要だと考えています。
また、そこで重要になるのが「Galaxyアンバサダー」の存在です。弊社には現在約1000名のGalaxyアンバサダー認定を持った販売員がいます。アンバサダーではないメンバーに比べて販売力が約2倍あり、離職率も10%ほど低いという良い副産物も出ています。2026年度中にはGalaxyアンバサダーをさらに500名増やし、1500名体制でデモなどを中心に魅力を伝えていきたいですね。
──今回は「Galaxy S26」「Galaxy S26 Ultra」と、「Galaxy S26+」を加えた3モデル展開となります。これまで取り扱っていなかった「+」(プラスモデル)を追加した意図を教えてください。
郷司:ソフトバンクとしてはGalaxyの取り扱いを再開してまだ1年強であり、日本のどの層にどの程度のニーズがあるのかを、完全には把握しきれていない部分があります。そのため、今回は3つのモデルすべてをラインナップし、お客様の反響やグロスの伸びを見極めたいと考えています。数としては「Galaxy S26(無印)」が中心になると予想していますが、機能面では「Ultra」にしかない魅力もありますね。
また1円も!? さまざまな販売施策を展開予定
──昨年のGalaxy S25シリーズ導入時には「月額1円」という非常にインパクトのある施策が実施されました。今回も同様のインパクトを狙った施策が展開されるのでしょうか?
郷司:今回も実施します。前回の反響は非常に良く、Galaxy S25シリーズを取り扱ったことで全体の売り上げが上がり、我々にとって非常にポジティブな結果となりました。現場のクルーやお客様からも「なぜソフトバンクでGalaxyシリーズを扱っていないのか」という声をいただいていたので、獲得面でもお客様の声にお応えする意味でも、非常に良い結果が得られたと感じています。
──MNPでの新規ユーザー獲得や、リセールバリューについてはどう見ていますか?
郷司:Galaxyシリーズは他社からのMNP獲得比率が比較的高いモデルです。もともとソフトバンクにはGalaxyユーザーがほぼいない状態でしたので、我々にとっては純粋な獲得増に繋がっており、非常にポジティブです。リセールバリューについても、市場全体でAndroidの中では高いと認識しており、販売のしやすさに繋がると考えています。
──昨今のメモリー価格高騰など、部材コストの上昇による影響はありますか?
郷司:現時点で販売しているモデルに大きな影響はありませんが、2026年度の上期・下期モデルからは影響が出てくると見ています。特にローエンドモデルへの影響が大きそうなので、安価なゾーンのモデルをどう調達していくかが今後の課題になるでしょう。
──キャンペーンなど、今後の販売施策については?
郷司:まずは予約を最大化することが我々の役割です。PayPayを絡めた施策など、よりお求めやすく、オトクに感じていただけるようなキャンペーンを検討しています。ハイエンドモデルを好む層は、大容量プランやデジタルコンテンツへの加入率も高く、我々にとって非常に良いお客様が集まっていると感じています。
ソフトバンクの3本柱となったGalaxyシリーズ
──最後に、ソフトバンクにおけるGalaxyの立ち位置を改めて教えてください。
郷司:Galaxyシリーズを10数年扱っていなかったわけですが、今やiPhone、Pixel、Galaxyがソフトバンクにおける「3本の柱」になっています。ウェブサイトでもこれらのブランドをタブで分けるなどの工夫をしており、既存ユーザーがGalaxyを選びやすくなる効果も出ています。2025年度の販売状況は期待以上でしたので、2026年度はさらなる上積みを目指したいですね。
──ありがとうございました。
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