第134回
カメラ勢は要注意! 2026年、飛行機でモバイルバッテリー“2個まで”に? 予備電池はカウントされる?
2026年02月25日 07時30分更新
2026年4月ごろから、日本の航空機内におけるモバイルバッテリーの取り扱いルールが大きく変わる見通しとなっています。そのため、最悪の場合「飛行機を降りたらスマホの充電が切れた!」という事態になりかねません。今回は、ルール変更で何がどう変わりそうなのか、そしてどう対応すべきかを解説します。
●また変わるの? 1年で再改定の衝撃
最大の理由は、リチウムイオン電池による発煙・発火事故の急増です。旅客機でも複数の事故が起きているため、航空会社は機内へのモバイルバッテリーの持ち込みや使用についてルールを変更しました。日本も2025年7月に一度ルール変更があったばかりです。(関連記事「飛行機内バッテリー持ち込みの新ルール、確認した?」)
モバイルバッテリーに関しての現行ルール(ANA公式サイトより)
「また変わるの!?」と思うかもしれませんが、これはICAO(国際民間航空機関:民間航空の国際基準を規定する国連専門機関)が、多発する事故を踏まえて、基準見直しの議論を進めているため。3月頃に結論がでると見られていますが、ここで国際的な新ルールが確定すれば、日本もこのルールに準拠して航空法に関わる国内基準が見直されそうというわけです。
●モバイルバッテリーは“使えない”前提で準備を
まだ確定しているわけではありませんが、新ルールでは大きく2点が現行とは変わりそうです。まずは機内での使用について。実は昨年の日本のルール変更では、他国航空会社と比較すると緩めでした。特に機内での使用に関しては「手元や確認できる場所ならOK」。一方、海外の多くの航空会社ではモバイルバッテリーの機内での使用はNGとなっています。
機内でのモバイルバッテリー使用は禁止となった航空会社も多い(ティーウェイ航空公式サイトより)
そのため今後機内では、モバイルバッテリーへの充電も含めて「使用」が禁止されることになりそうです。
●ついに個数制限、“無制限時代”は終了か
もうひとつの変更点は、持ち込みの個数。100Wh以下(リチウムイオン電池では約2万7000mAh)のバッテリーに関して、これまでは個数制限がありませんでした。これが新ルールでは容量にかかわらず、「最大2個まで」に制限される見通し。
さらに現在では160Wh(リチウムイオン電池では約4万3200mAh)まで持ち込み可能ですが、この容量制限も変わる可能性があります。実際ドイツのルフトハンザドイツ航空は1月12日にルール変更があり、100Wh~160Whのモバイルバッテリーは、航空会社の事前承認が必要となりました。
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