週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

コスパが魅力のミドルクラスのAndroid「REDMI Note 15」の2モデルはどっちがいい? 使い比べた

体感的なパフォーマンスは大差なし

 両モデルはメーカーが異なるプロセッサーを採用している。ProはMediaTek Dimensity 7400-Ultraを採用、無印はクアルコムのSnapdragon 6 Gen 3を搭載している。どちらもミッドレンジ向けのチップだが、クロック周波数はDimensity 7400-Ultraのほうが高い。

 しかし、実際に使ってみると、基本アプリの使用感にはほとんど差がないと感じた。どちらも日常使いには問題ないが、普段ハイエンドのスマホを使っている筆者には、反応がやや鈍く、もっさりとした印象を受けた。

 「Geekbench 6」というアプリでベンチマークを測定してみると、やはりCPUのスコアに大差はない。ただし、GPUのスコアは結構差が開いた。グラフィックに凝ったゲームを楽しんだり、写真や動画を編集したりすることが多いのなら、Proを選ぶのが賢明だろう。

Xiaomi

「Geekbench 6」で測定したProのベンチマークスコア。左がCPU、右がGPUのスコアだ

Xiaomi

「Geekbench 6」で測定した無印のベンチマークスコア。CPUはProと同等だが、GPUのスコアはProよりもかなり低かった

大容量バッテリーはリバース充電にも対応

 REDMI Note 15シリーズの大きな特徴となっているのが、大容量のシリコンカーボンバッテリーを搭載していることだ。Proは“超大容量”と言ってもいい6300mAhのバッテリーを搭載。無印も5520mAhのバッテリーを搭載し、多少ヘビーに使っても余裕で1日持つ。さらに、どちらも45Wの急速充電に対応しているので、スピーディーに充電できる。

Xiaomi

どちらもスピーディーに充電できたが、充電器は同梱されていない

 USBケーブルで繋げて、ほかのデバイスに給電する「リバース充電」にも対応。Proは22.5W、無印は18Wで給電する。つまり、モバイルバッテリーの代わりとして使えるわけだ。ケーブルを持ち歩く必要はあるが、役立つ人はいるだろう。

Xiaomi

USB接続の画面で「リバース充電」を選択すると、他のデバイスに充電できる。筆者はiPhone 16 Proと接続させて充電してみた

 バッテリー寿命を長くするための保護機能も備えている。両モデルの機能名が違ったが、それらを活用することで、Proは6年、無印は5年の継続使用を見込めるという。

Xiaomi

Proのバッテリーの設定画面。電力モードは4つから選択可能。充電保護には「スマート充電」という機能が用意されている

Xiaomi

無印のバッテリーの設定画面。電力モードは3つ。充電保護の「インテリジェント充電」は、Proの「スマート充電」とほぼ同じようだ

どちらもAI機能は控えめ

 シャオミは独自のAI機能にも注力しており、上位モデルは「Xiaomi HyperAI」と銘打った機能を備えている。しかし、REDMI Note 15シリーズはXiaomi HyperAIに対応していないようで、「設定」にもその項目は見当たらなかった。

 しかし、AI機能がまったく使えないわけではない。Androidの共通機能として「Gemini」「かこって検索」は利用可能。アプリなどを検索する画面に表示される「AI」をタップして独自の「AI検索」が、「ギャラリー」ではAIを用いた画像編集ができる。ただし、Proと無印では、できることに差があり、無印では「拡張」「切り抜き」ができなかった。

Xiaomi

検索画面の右上の「AI」アイコンから起動できる「AI検索」は、どちらのモデルも同じように使えた

Xiaomi

左がPro、右が無印のAI画像編集画面。Proのほうが使える機能が多い

 そもそもAI機能を重視するなら、「REDMI」ではなく、「Xiaomi」や「POCO」ブランドの上位モデルを選んだほうがいい。それでも、AI機能を重視しつつ、この2機種から選ぶのなら、Proを選ぶのが得策だ。

【まとめ】Proはメイン端末に
無印はサブ端末にオススメ

 REDMI Note 15シリーズの2機種は、FeliCa、eSIM、microSDといった仕様の違いに加えて、使用感にもかなり差があった。REDMI Note 15 5G Proは重厚感があり、明らかに丈夫そう。カメラの満足度が高いので、メイン端末として使っても満足必至。

 一方、無印のREDMI Note 15 5Gは、軽くて薄くて、心地よい操作感が魅力。パフォーマンスに大差はないので、FeliCaを必要としないのなら、こちらを選ぶのが得策。ただし、カメラの性能が今ひとつという印象を受けたので、メイン端末にはすすめにくい。サブ端末としては非常に良い選択肢となるだろう。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事