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シネマカメラで撮る、冬の日向猫──Nikon ZRと住宅街の午後

冬ならではの、横からの陽射しをいい感じに浴びたハチワレ。しゃがんでじりじりと近寄ったらここまで許してくれた。2026年2月 ニコン ZR

 今回もシネマカメラなのにデカい液晶モニターで写真も快適に撮れちゃうカメラ、「Nikon ZR」で猫である。

Nikon ZR。本来はシネマカメラなのだけど、4.0型の大きなモニターで猫を撮るのも悪くないのだった

冬の光にちょこんと座る、日向ぼっこの主役たち

 よく晴れた冬の日、バッグにNikon ZRを入れてたらたらと歩いてたら猫がいた。真冬らしい、陽射しが当たる場所を選んで、ちょこんと座っていたのである。日向に猫。冬はそのちょこんがうれしいですな。

道路脇にちょこんと座ってたハチワレ。門番のようでもあり、飼い主が帰ってくるのを律儀に待っているようでもあり、単に日向ぼっこしてるだけのようでもあり。2026年2月 ニコン ZR

 この猫、泰然自若としていたので、這いつくばって、というか身をかがめてそーっと近づいて地面すれすれから撮ったのが冒頭の写真。目が特徴的な猫である。

人なつこいわけじゃないけど、多少近づいても意に介さない感じだったのでぐっと寄ってみた。2026年2月 ニコン ZR

 冬の日向猫をもう1枚。低いブロック塀の上にちょこんと座って日向ぼっこしてるチャトラを発見。ブロック塀に対してきれいに真っ直ぐに座ってる上に目を閉じてくつろいでる。しゃがむといい感じの高さに構えられたので、できるだけ真正面から狙ってみた。いい感じに陽射しが当たっててよし。

冬の平日昼間の住宅街は人通りも少なく、猫も油断しがちなのだ。いい感じに陽射しでぬくぬくしてる。ブロック塀と猫の相性はよい。2026年2月 ニコン ZR

 正面の猫に集中していたら、左手に何かもふっとしたものが動くではないか。気づかんかった。チャトラ系なので何らかの血縁関係にあるんだろう。

 それはともかく、いきなりすすすーっとすぐ横を通り抜けようとするのでしゃがんだまま。おもわず腰を回しながら撮ってたらいい感じの流し撮りの完成である。こういうとき大画面のカメラはいい。猫の高さにカメラを置き、腕ではなく腰を回して撮るのだ。

流し撮りは腕ではなく腰で撮れ、という1枚。立派な体格のチャトラでありました。2026年2月 ニコン ZR

 ちなみに、この日は寒波がやってくる前日で、すごく暖かかったのだな。だから猫もひょっこり顔を出すのだ。ただ、冬はすぐ日が傾いて日陰になっちゃう。

 さっきまで日向にいたはずだった猫。地面すれすれから狙ってみた。

ガレージの奥の日向にいたつもりが、日が傾いて日陰になっちゃった猫。でも姿勢は乱れないのである。2026年2月 ニコン ZR

 もう1枚外猫写真といこう。今度はキジトラ。雑然とした庭の手作りっぽい作業台にちょこんとすわってたキジトラ。バレたなって顔で睨まれた……。

この日はちょっと薄曇りだったけど、睨み顔のキジトラに似合う天候なのだった。2026年1月 ニコン ZR

 と、住宅街にさりげなく隠れていたんだけど、陽射しの暖かさにつられてひょっこり顔を出してしまう冬の猫たちなのだった。

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筆者紹介─荻窪 圭

 
著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系フリーライター兼猫カメラマン。今はカメラやスマホ関連が中心で毎月何かしらのデジカメをレビューするかたわら、趣味が高じて自転車の記事や古地図を使った街歩きのガイド、歴史散歩本の執筆も手がける。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『古地図と地形図で楽しむ東京の神社』(光文社 知恵の森文庫)、『東京「多叉路」散歩』(淡交社)、『古地図と地形図で発見! 鎌倉街道伝承を歩く』(山川出版社)など多数。Instagramのアカウントは ogikubokeiで、主にiPhoneで撮った猫写真を上げている。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

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