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「遊びやすく」ブラッシュアップされたシリーズ最新作

過去最高に面白い!「モンハンストーリーズ3」ヒトの業すら感じる生態系いじりが楽しすぎる件【先行プレイレポ】

2026年02月13日 00時00分更新

生態系を魔改造した結果。ごめんなさい、つい出来心でーーー!!!

 カプコンが3月13日に発売する『モンスターハンターストーリーズ3 ~運命の双竜~』。人気狩猟アクションゲーム「モンスターハンター」の世界を冒険できる、RPGシリーズの最新作だ。

 本シリーズは、モンスターと絆を結ぶ「ライダー」となり、協力して戦うのが特徴。バトルはじゃんけんのような「3すくみ」の攻撃タイプを選ぶコマンド形式で、いかに相手の攻撃タイプを読むかが勝負を分ける。

 本稿では、メーカーよりPS5版のコードを受領したので、先行プレイレポートをお届け。本作がどう面白いのか、その魅力について紹介していきたい。

 また、本稿の解禁に合わせて声優の花江夏樹さんがナレーションを担当する特別映像「『モンスターハンター ストーリーズ』の世界へようこそ」が公開。シリーズ2作品を振り返りつつ世界観を紹介するものとなっているので、ぜひチェックしよう。

●「里孵し」で新たなモンスターを追加できる!

 まずは今作からの新システムである「里孵し(さとがえし)」を紹介しよう。ストーリー攻略から気付けば十時間以上離れてしまうくらい面白かった

 モンスターの巣からタマゴを拝借して「オトモン」(仲間)にするのがストーリーズの醍醐味。そんなオトモンを野に帰すのが「里孵し」と呼ばれるもの。これにより、本来そこに生息していないモンスターをフィールドに定着させることができる。

「里孵し」画面。所有しているオトモンから一度に最大5匹まで放出可能

 すでに定着しているモンスターを里孵しすると「生態ランク」が上がり、より強力な個体になる(最高Sランク)。さらに特定の条件を満たすと「突然変異」を起こし、別種が生まれることも。

リオレイアの突然変異で生まれた「紫毒姫リオレイア」。二つ名モンスターの誕生はアツ過ぎる……!

 また、生態ランクが上がるとふ化した際にモンスターの色が変わるのも面白い。これはフィールドごとに設定された「エリア属性」というものの影響で、無属性=灰色、火属性=赤色、雷属性=緑色といった風に変化する。これを「双属性モンスター」と呼ぶらしい。

本来は桃色の桜火竜こと「リオレイア亜種」のビフォー&アフター(雷)。体験版をプレイしたユーザーからは「もう原種のリオレイアやんけ!」とツッコミが殺到したとか

 ちなみに、色を変えたくない場合は、本来の属性と同じエリア属性のフィールドに「里孵し」して、あらためてタマゴを取って来よう(リオレイアの場合は火属性)。一度生態ランクを「S」まで上げてしまえば、別のエリアへ移すのも比較的ラクだった。

●ゲーム的にもメリットがある「里孵し」

 モンスターの新種が増える、色が変わる。「里孵し」のメリットはそれだけじゃない。生態ランクを上げて双属性モンスターにすると、特別なスキルを習得して生まれてくるのだ。

本来は火属性のイヤンクックが、水属性のスキル「孵技:水鏡割り」を習得して生まれてくる

 それらは絆遺伝子という形で9×9マスのパネルにはめ込み、ほかのオトモンと「伝承の儀」を通じて移し替えることができる。全属性のスキルを使える万能型にしたり、1つの属性に優れた特化型にしたりすると良い。

伝承の儀の画面。育てたいオトモンへ強力な遺伝子を移し、「ボクの考えた最強の○○」を生み出せる

 また、前作までと違って本作では「伝承の儀」でオトモンが消えなくなった。何かを消費することなく絆遺伝子を交換できるようになったので、自由度が増した形だ。

あぁ、これがヒトの業というものか……いろいろなモンスターのS絆遺伝子を集めた「ドスランポス」が爆誕(ただしこれが最強というわけではない)

 「里孵し」で新種を見つけ、せっせとタマゴを拾っては野に放って生態ランクを上げ、生まれた子の絆遺伝子で有望なものは消さないようキープ……などとやっていたら、あっという間に数十時間が経過する始末。これはアカン、沼ですわ。

 ほかのフィールドに出現する強力なモンスターを初期エリアに配置しまくるなど、好き勝手に生態系をいじれるのは、まさに“ヒトの業”を感じられた。じつはこれこそが本作の裏テーマなのかもしれない。

 なお、「里孵し」で定着させたモンスターは、本来そこにいるモンスターたちよりも強いことが多い。頭上のアイコンで強さの格がわかるので、ヤバいやつには近寄らないように。

赤いアイコンのモンスターはフィールドアタックを当ててもビクともしない。通常の強さならダウンが取れるし、格下なら戦闘せずにワンパンで倒せる

●探索のアクセントになる「侵獣戦」

 フィールドに隠された「侵獣」という強敵との戦いは普通にやっても絶対に勝てず、特定の条件を満たすとクリアになるのが面白かった。クリアすると「絶滅危惧種」のタマゴをゲットでき、「里孵し」で新種モンスターをフィールドに誕生させられる。物語上はやってもいいし、やらなくてもいいものがほとんど。

「侵獣イャンガルルガ」は通常種より圧倒的に強い。どうすれば撤退させられるか…? を探るのが謎解きのようで楽しい

 探索して「侵獣」の痕跡を見つけて攻略し、新たな危惧種を「里孵し」で復活させて生態ランクをSまで上げて……などとやっていたら、あっという間に……あれデジャブかな?

●ストーリーはやや大人向け

 寄り道が楽しいゲームは傑作の証。とは言えもちろん物語も面白いので、ストーリー派の皆さんはご安心を。

 本作では主人公が王子(または姫)の王国「アズラル」と、石化現象によって厳しい環境被害にあっている王国「ビュリオン」の対立から始まる。禁足地とされている《北限》へ進出したいビュリオンと、大昔の約定に従ってそれを阻止したいアズラル。

 豊かで穏やかな国と、食うものにも困る国。政治的な意図や狙いも絡み合うなか、主人公はアズラル唯一の「リオレウス」ライダーとして出撃するよう王様に命じられる。

 敵国の王女エレーヌとの交流を深めながら、果たしてこれは正しいことなのか。悩む主人公の想いを置いて、事態は急展開を迎える――。

主人公(キャラメイク可能)は環境保全を役目とする「レンジャー隊」の隊長。まるで家族のような仲間たちとともに「知る」ための旅へ

ビュリオンの王女エレーヌは主人公たちの活動に感銘を受けて同行するように。料理が得意なので、シェフとして腕を振るう。踊るように料理を作る姿は見ているこちらも楽しくなってくる

 個人的に今回の料理ムービーはすごく好み。出来上がった料理も食欲をそそる美味しそうな見た目だと素直に感じた。

う~ん、これは飯テロ!

●快適なプレイフィールは高評価!

 まだまだ語り足りないところではあるが、ここらで一旦筆を置きたいと思う。個人的にはシリーズ過去最大級に面白いと感じている。

 そのほか、フィールドで物を拾う際、採取アクションをせず即座に収集できるようになったのは快適ポイント。おかげで探索のテンポが損なわれないばかりか、地味に経験値も稼げるのでモチベーションにつながるのは大きい。

 戦闘バランスも良く、武器種の切り替えやスキルの選択もわかりやすくなった印象。相手の「竜気ゲージ」を削ることで体勢を崩せるようになったのも、爽快感の向上に一役買っていると感じた。

 ファストトラベルのポイントも多く、フィールドの広さはちょうどいい塩梅。あらゆる面でユーザーフレンドリーだと感じる作りになっている点は、高く評価したい。

 本稿ではあまり語れなかったが、武器防具の種類も豊富で、装備を変えると見た目も変わる。キャラの等身が大きくなったので、着せ替えの楽しさも過去最高クラスだと思う。

タマミツネの防具。白無垢みたいでとてもお美しいです……。そこまで求める物でもないが、部位ごとに装備できたらなお良かったかな

 『モンスターハンターストーリーズ3 ~運命の双竜~』は3月13日発売。対応プラットフォームはPlayStation 5/Nintendo Switch 2/Xbox Series X|S/PC(Steam)となる。発売日までに予約しておくと、エレーヌの限定衣装がもらえるので、ぜひ検討してみてほしい。

限定特典:エレーヌの衣装「蒼鱗の王女」(公式サイトより)

【ゲーム情報】

タイトル名:モンスターハンターストーリーズ3 ~運命の双竜~
ジャンル:RPG
販売:カプコン
プラットフォーム:PlayStation 5/Nintendo Switch 2/Xbox Series X|S/PC(Steam)
発売日:2026年3月13日
価格:
 スタンダードエディション:8990円(パッケージ/ダウンロード) ※パッケージはSwitch 2/PS5のみ
 デラックスエディション:1万990円(ダウンロード)
 プレミアムデラックスエディション:1万1990円(ダウンロード)
プレイ人数:1人
CERO:C(15歳以上対象)

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