キヤノンはCP+に向けて発表会を行ない、EOS用の新レンズ2本に、PowerShot、動画向けミラーレスカメラを発表した。
EOS用レンズは「F1.4 L VCMシリーズ」の超広角単焦点「RF14mm F1.4 L VCM」と、全周190°をカバーするフィッシュアイズームレンズ「RF7-14mm F2.8-3.5 L FISHEYE STM」で、キヤノンオンラインショップ価格は36万8500円と25万8500円で2月20日発売予定だ。
カメラは「PowerShot」誕生30周年の「PowerShot G7 X Mark III」と、動画のためのミラーレスカメラ「EOS R50V」のホワイトモデル。PowerShotは14万8500円で4月下旬、EOS R50Vはレンズキットのみで、14-30mmとのキットが14万8500円で2月20日、55-210mmも加わったダブルズームキットが17万8200円で3月下旬発売予定だ。
578gを実現した大口径超広角レンズ
「RF14mm F1.4 L VCM」
14mmF1.4は焦点距離14mm の超広角と開放F値1.4の大口径でありながら、画面全域での高画質を実現した「L(Luxury)」レンズ。星景や風景、建築物などの撮影において、超広角と明るい開放F 値を生かした表現が可能だ。
「F1.4 L VCMシリーズ」の6本目で14mmから85mmまでの幅広い焦点距離をカバーし、静止画・動画撮影におけるクリエイターの多様な撮影ニーズに応える。
RF14mm F1.4 L VCM(2026年2月発売)
RF20mm F1.4 L VCM(2025年4月発売)
RF24mm F1.4 L VCM(2024年12月発売)
RF35mm F1.4 L VCM(2024年7月発売)
RF50mm F1.4 L VCM(2024年12月発売)
RF85mm F1.4 L VCM(2025年9月発売)
質量約578g、全長約112mmの小型・軽量設計で、「EF14mm F2.8L II USM」(2007 年9 月発売)と比較して、開放F値が2段明るくなったにもかかわらず、約10%軽量化した。
アイリスリング(絞りリング)を搭載することで主に動画撮影中の絞りのマニュアルコントロールが容易となっている。質量の大きいフォーカスレンズユニットの駆動に適した「VCM(ボイスコイルモーター)」によるリアフォーカス方式を採用し、優れたフォーカシングを可能にしている。
キヤノンの超広角レンズでは初めて採用した「蛍石」をはじめ、「UD レンズ」や「BR レンズ」を効果的に配置し、画質劣化の原因となる色収差を抑制している。「非球面レンズ」3枚を含む13群18枚の光学設計によりサジタルフレアを抑制し、星景や夜景の撮影において、点像の広がりを抑えた撮影が可能だ。「ASC(Air Sphere Coating)」や「SWC(Subwavelength Structure Coating)」などの特殊コーティング技術の採用により、フレア・ゴーストを低減している。
最短撮影距離は24cmで、最大撮影倍率は0.11倍。最大径×長さは約76.5×112mmで重さは約578g。
世界初の全周190°画角
フィッシュアイズームレンズ
「RF7-14mm F2.8-3.5 L FISHEYE STM」
「EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM」(2011年7月発売)以来、約15 年ぶりにキヤノンが発売するフィッシュアイズーム。全周190°の迫力ある映像表現とズーム対応で柔軟な構図を実現する魚眼撮影機能に加え、「L(Luxury)」レンズならではの優れた描写性能、操作性、耐環境性、堅牢(けんろう)性を兼ね備える。動画撮影の快適性を高めるドロップインフィルターや2D 180°VR 映像の撮影にも対応する。
フルサイズカメラ装着時は全周魚眼から対角線魚眼までの撮影、APS‑C カメラ装着時は対角線魚眼での撮影が可能。全周魚眼撮影では、水平・垂直ともに190°の視野を収めることができ、被写体を円の中に配置したユニークな表現ができる。
「レプリカ非球面レンズ」2枚、「UDレンズ」5枚を含む11 群16 枚の光学設計により、広角端での開放F値2.8の大口径と画面全域での高画質を両立、ズーム全域で色収差を補正し、色にじみの少ない鮮明な描写を可能にしている。また、特殊コーティング技術「ASC(Air Sphere Coating)」により、画質劣化の原因となるフレア・ゴーストを低減している。
最短撮影距離は15cm(7-14mmAF時)、最大撮影倍率0.35倍(14mmAF時)での撮影が可能で、広い画角と遠近感を生かした表現力豊かなクローズアップ撮影を行うことができる。
ドロップインフィルターに対応しており、動画撮影に有用な可変NDフィルターを使用できる。加えて、リアフォーカスの採用により、フォーカスブリージングの発生を抑制しており、安定した構図での動画撮影が可能だ。
最大径×長さは約76.5×109.4mmで重さは約476g。
「PowerShot G7 X Mark III」
30周年記念モデル
1996年7月に初代モデル「PowerShot 600」が誕生して以来、「PowerShot」はユーザーの多様なニーズに応える幅広い ラインアップを展開してきた。2025年12月までに「IXY」も含めたコンパクトデジタルカメラの累計生産台数は2億台を超えた。
「PowerShot G7 X Mark III」は1型2090万画素センサー搭載で、フルサイズ換算24-100mmのズームレンズを搭載する。2019年に発売となったカメラで、現在は販売休止中だが、再生産を計画中。
30周年記念モデルはカメラ本体に限定カラーの「グラファイト」を採用し、コントローラーリングを綾目模様にし、専用ケース、ストラップが付属する。
動画のためのミラーレスカメラ
「EOS R50 V」
ホワイトモデル
「EOS R50 V」は動画クリエイター向けのAPS-Cサイズミラーレスカメラで、2420万画素、カラーバリエーションにホワイトを追加する。
「RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZレンズキット」を年2月20日に、「RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ」と「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」がセットになった「ダブルズームキット」を2026年3月下旬に発売する。14-30mmの色はシルバー、55-210mmはブラックとなる。
サイズは約119.3×73.7×45.2mmで、ブラックは370gだが、ホワイトは373gとなる。
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