JAPANNEXTは、千葉県いすみ市に拠点を構える国内ディスプレーメーカーだ。良コスパなものからユニークなものまで、バリエーション豊かな製品を年間100台以上リリースし続けている。2025年は約171種類の製品をリリースしたそうだ。
そんな同社は、2026年2月1日をもって創業10周年を迎える。記念すべき10周年を祝うべく、「2025年に発売した171台のディスプレー(&関連アクセサリー)を本社の校庭に並べて、10周年の文字を描いてみよう」「キョン汁を食べよう」というユニークな企画を実施することになった。
アスキーの編集者・ジサトライッペイから本企画の詳細を聞いた瞬間、「こんなおもしろい企画、レポートするしかないでしょ!(キョン汁ってなに?)」と興味が湧いた。そういうわけで、筆者はジサトライッペイ、カメラマンT、若手営業とともに、千葉県いすみ市の本社にうかがった。
2025年に発売した171製品でJAPANNEXTの「10周年」を描く
筆者がJAPANNEXTの本社をはじめて見たとき、「学校じゃん」と素直な感想をつぶやいた。同社は千葉県いすみ市にある元小学校だった廃校を買い取り、そのままオフィスにしたと聞く。その逸話は過去の取材記事で知っていたのだが、実際に本社を見てみるとあらためてその存在感に驚いた。
そして、不思議となつかしくも感じた。筆者が通っていた中学校の校舎にものすごく似ていたからだ。建物を目にした途端、この取材を引き受けてよかったと思った筆者である。
本社内に入ると、同社のスタッフが足早に廊下を移動し、設置予定のディスプレーを用意していた。校舎にいるからか、そのあわただしい光景に、学園祭の前日準備のような忙しさを想起した。
用意していただいた控室(大変ありがたい)に荷物をおろしたのち、筆者、ジサトライッペイ、カメラマンTは撮影のため、屋上に。若手の営業はディスプレー設置を手伝うため、校庭へ向かった。
壁にかかっているはしごで屋上へのぼるわけだが、あるJAPANNEXTスタッフが「あまり使っていないはしごなので、気を付けてくださいね……」と、不穏なことをつぶやいた。筆者が小学生ならワクワクしてそうなシチュエーションだが、もういい歳のおっさんなので、にわかに緊張感だけが爆上がりした。
このはしご、ジサトライッペイとカメラマンTは高所恐怖症のため、筆者以上に恐怖を感じていたという。そんな恐怖に耐えながら屋上へたどりつくと、清々しい青空が出迎えてくれた。今日は特別な1日になるかもしれないと、ポジティブな気持ちになれる快晴だった。
企画のおさらいをしておくと、171台のディスプレーと関連アクセサリーで「10th(10周年)」の文字を描くことが目的となっている。制作過程をタイムラプスで撮影し、すべての文字が完成したらドローンで俯瞰撮影するといった流れだ。
ジサトライッペイとカメラマンTは、本社の屋上から校庭の様子をタイムラプスで撮影する担当だ。すべての文字が完成するまでの動きを定点撮影し、パラパラ漫画のような動画を作成するためである。ちなみに、筆者はその模様の記録係だ。というか、取材である。
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