山根博士のグロスマレビュー
RICHO GRコラボスマホのrealme「GT8 Pro」はカメラを再定義するモデルだ
2026年01月31日 12時00分更新
珍しく日本のカメラメーカーとのコラボ
realmeとリコーイメージングのカメラ分野に関しての協業は、2025年10月9日に公式に発表された。リコーイメージングのRICHO GRシリーズで培ってきたカメラ性能、特にストリートフォトグラフィーに適した撮影機能や描写性能などを、スマートフォンユーザーにも広げる展開だ。realme GT8 Proはその第1弾モデルであり、今後もコラボモデルが登場する予定だ。
カメラアプリのUIは同じグループ企業のOPPOのスマートフォンに類似した部分もあり、上から降ろすクイック設定や、カメラの「その他」内のモードなどに似通った部分がある。realme GT8 Proのカメラモードは「AI LANDSCAPE」「動画」「写真」「RICHO GR」「ポートレート」「その他」。写真では最大120倍のデジタル望遠に対応、動画は4K 120fps、8K 30fpsに対応する。
以下は標準の写真モードでの作例だ。広角カメラの仕上げは空の仕上げなど「映える」方向に色づくりをしていると感じられる。望遠カメラはより素直な仕上げのようだ。最大120倍望遠ではAI処理によりエッジをはっきりと表現させているが、文字の表現などはやや弱さが感じられた。
realmeのカメラ性能の評価は日本ではあまり知られていないが、他社の高性能モデルと比べても遜色ないレベルに達していると感じた。
街の空気を映し出すGRモード撮影
カメラモードをRICHO GRに切り替えると、UI構成が変わりシャッターボタンが黄色になる。これはrealmeのコーポレートカラーでもあるが、目立つ色合いであることからGRモードで撮影していることを認識させる目的もあるようだ。このモードでは焦点距離はがトーリーモードに最適な28mmと40mmとなり、プロモードにも切り替えできる。また、写真の枠を彩るウォーターマークもGR専用のものが利用可能だ。
本体を横向きにするとシャッターボタンも横向きになる。カラーモード「Std(Standard)」、ポジ風の「Posi(Positive Film)」、ネガフィルム風の「Nega(Negative Film)」、「BW(Black&White)」、ハイコントラストなモノクロ「Hi BW(High-Contrast B&W)」の5種類が利用できる。
同じ景色でもモードを変えて撮影すると表情の変化が実感できるので、ついつい同じ場所で何度も写真を撮りたくなってしまう。「写真を撮ることを楽しめる」それがGRモードだ。
以下はGRモードでの作例だ。
【まとめ】スマホのカメラを再定義するモデル
realme GT8 Proはスマートフォンとしての性能もカメラ性能も、大手メーカーの最上位モデルに並ぶ完成度だと感じた。さらにRICOH GRモードでの撮影は、日常生活の中での写真撮影体験にアナログ的な楽しさをもたらしてくれる。
単に「きれいな写真が撮れる」だけでなく、撮る行為そのものを味わいながら記録を残せるrealme GT8 Proは、スマートフォンカメラの在り方を大きく変える製品と言えるだろう。
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