山根博士のグロスマレビュー
RICHO GRコラボスマホのrealme「GT8 Pro」はカメラを再定義するモデルだ
2026年01月31日 12時00分更新
日本市場にスマホ未参入のrealmeは、過去に深澤直人氏デザインのスマホを発売するなど、日本にも縁のあるメーカーだ。そのrealmeが高性能なカメラを搭載したフラッグシップ端末「realme GT8 Pro」を海外で発売した。なんとRICHO GRとコラボしたカメラを採用した、カメラ好きな人にも気になる製品だ。
realme初のカメラメーカーコラボモデル
realmeはもともとOPPOの低価格モデルブランドとして生まれたが、途中から独立メーカーとなり現在に至っている。しばらくは低価格モデルを中心に展開していたが、現在は高性能チップセットを搭載するハイエンドモデルも展開中だ。
今回紹介するrealme GT8 proもクアルコムのSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載するハイスペックなモデルとなっている。
ディスプレーは6.79型(3136×1440ドット)、リフレッシュレート144Hz、最大輝度7000ニトとゲーミング用途をカバーもできる高性能なAMOLEDパネルを採用している。フロントカメラは3200万画素だ。一方、背面には5000万画素の広角と超広角、2億画素の3倍望遠カメラを搭載している。
今回レビューしたブルーのモデルは、背面仕上げが紙のような質感となっている。カメラを強化したモデルだが、カメラ風の「シボ」加工ではなく、天然素材を意識させるような仕上がりになっているのだ。触った感触も良く、滑り止め加工にもなっているため、カメラとして使うときも握りやすいと感じられる。
カメラバンプの横には「Camera powered by RICHO GR」の文字が型押しされている。ライカの赤いロゴやハッセルブラッドの「H」ロゴのような存在感はないものの、玄人向けとも言われるGRシリーズの描写へのこだわりを継承したモデルとして、納得感のある仕上がりだろう。
本体サイズは約76.87×161.8×8.3mm、重さは214gだ。グリーンカラーのモデルは背面仕上げが異なり、厚さは8.2mm、重さは218gとなる。バッテリーは7000mAhと高容量、急速充電も120Wに対応、無線充電時は50Wとなる。
コスパの高いハイエンド機
カメラバンプ着せ替えが楽しい
realme GT8 Proの中国国内での価格はメモリー128GBとストレージ256GBの構成で3999元、日本円で約9万円だ。同じ性能でほかの中国メーカーの製品と比べると価格は安く、コスパの良さが目立つ。しかも、カメラメーカーとのコラボ製品だ。日常的な利用に不満が出ることはなく、カメラフォンとしても十分使えるだろう。
OSはAndroid 16ベースのrealme UI 7.0を搭載している。なお、グローバルでは「GT 8 Pro」という製品名で販売中だ。ベンチマークをAnTuTu 11で測定したところ、約389万というスコアだった。チップセット性能を考えると十分なパフォーマンスを発揮している。
交換式のカメラバンプはオプションで販売されている。公式には正方形のものが販売されており、背面のねじを2本取り外して交換できる。円形と正方形、好みの外観に着せ替えできるのだ。
交換にはプラスの時計ドライバーが必要だが、交換バンプを購入するとパッケージ内にはrealmeのコーポレートカラーであるイエローの柄の小さなドライバーが付属している。なおバンプを交換したあとにフィットするケースも同梱されている。
四角いカメラバンプにすると背面の印象がちょっと変わる。realme GT8 Proはブルー、グリーン、ホワイトの3色展開であり、それぞれカメラバンプの色が異なる。バンプ部分だけ別の色のものを取り付けるのも楽しそうだ。
中国ではこのカメラバンプの3D図面が公開されており、3Dプリンターで自作したり、それをフリマなどで販売するユーザーもいる。デザインを大きく変えたものやレンズ保護カバーのあるもの、また望遠レンズを装着できるバンプなど、さまざまな自作品が配布・販売されている。
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