週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

【パソコンが買えない】実は海外では起きてないパニック買い PC在庫の減少は一時的だが、価格の上昇基調は続く

2026年01月27日 08時30分更新

リフレッシュ特需の反動でPCの需要は減少するが
メモリーの価格は上がっていくという状況に

 PCの需要という意味では、逆に低下するというのが同じ調査会社TrendForceの見立てだ。TrendForceが昨年の年末に公開した2026年のPC出荷台数は「2026年のグローバルのノートPC出荷台数予測を前年比5.4%減(約1億7300万台)、最悪の場合10.1%減まで拡大するリスクがある」、大きな需要減が予測されると明らかにしている。

 2026年に関しては、元々こうした需要減があることはすでに織り込み済みだった。というのも、昨年10月14日にEoS(サポート終了)を迎えたWindows 10の買い替え需要が一巡し、2026年はその反動から台数が減少するというのは誰にでも予測可能な事態だからだ。

 特にその影響が大きいと考えられるのが日本市場で、まだ正確な数値は出ていないが、多くの関係者が昨年の日本のPC出荷台数は少なくともこの10年では過去最高の1700万台を超えたと口をそろえている。

 この1700万台という数字が事実であれば、MM総研が公開している2020年の出荷台数である1591万台を超えている。コロナ禍で、PC特需とGIGAスクール特需が重なった2020年を上回る出荷台数を記録したというのだから、2025年がいかにWindows 10 EoS特需の年だったかを明快に示していると言える。

 2026年はその反動で、大きく落ち込むということを否定する関係者はPC業界にはいない。つまり需要は大きく冷え込むことになるので、通常であれば供給がだぶつき、PCの価格は下がっていくというのが一般的な動きだ。

 だが、今回は不確定要素としてDRAMやフラッシュメモリーの価格上昇が予想されており、PCの価格がどうなっていくのかは誰にも予想がつかない状況だ。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事