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朝から夜まで付けっぱなしOK、耳にも優しい

ソニーもついにイヤーカフ型のワイヤレスイヤホンを発売、LinkBuds Clip

2026年01月22日 09時15分更新

 ソニーは1月22日、オープンイヤー型ワイヤレスイヤホンの新機種「LinkBuds Clip」を発表した。朝起きてから夜寝るまでずっと付けても負担のない軽快さを重視したイヤーカフ型の製品。価格はオープンプライスで、発売は2月6日。

LinkBuds Clip

今度はイヤーカフ型になったLinkBuds

 ソニーは音楽再生と会話を両立できるイヤホンとして、「LinkBuds Open」などオープンイヤースタイルのイヤホンを展開してきた。

 その新機種がLinkBuds Clipで、クリップのような形状の本体を耳の縁に挟んで固定するイヤーカフ型になったのが特徴だ。LinkBuds Openはドライバーの中央に穴を空け、外音が耳に入ってくるようにしたリング型ドライバーの採用するなど、独自性のあるコンセプトが特徴だったが、LinkBuds Clipは最近のオープンイヤー型イヤホンのトレンドに追従した形だ。

 重要な装着感については、疲れにくく、軽く、落ちにくい点を重視したとのこと。そのために、さまざまな人の「耳形状3Dデータ」を使った設計と装着のテストを繰り返したという。また、アーム部分にシリコンのフィッティングクッションを取り付けられるのもポイント。バンド部分の締め付けが弱く感じる人やスポーツをする際のズレが気になる人が必要に応じて使用できるアクセサリーだ。

シリコンのフィッティングクッションの着脱が可能

音質インプレッション

 短時間ではあるが音を聞いてみた。まず、音量は少し取りにくい感じでスマホ側の音量を大きめに設定する必要があった。後述するように、タップしてたたくとリスニングモードが切り替わるが、反応も良く使いやすく感じた。

 音作りとしては声の聞きやすさがあり、ボイスチャットや通話、あるいはYouTubeなどで会話を聞く際などでも明瞭に内容を確認できそうだ。オープンイヤー型の機種ということもあり、低音が抜けてしまう面はあり、少し軽い音で鳴る印象はあった。音の密度感や存在感、あるいは音楽的なニュアンスの深さというよりは、常に装着した状態で長時間過ごしても負担にならない「ながら聴き」に適した製品と言えるだろう。アプリでは「BGMモード」も選択できるので、音楽を聞きつつも会話にも集中したい場合に併用すると便利だ。

 なお、音については耳穴に対する角度でかなり変化する印象なので、よりよい音で聞くには最適な位置になるようフィッティングに気を配ることが必要だ。ドライバーの性能など基本的なところは高水準ではあるが、自分の使い方に合うかどうかも確認して購入するのがよさそうだ。

サウンドモードは3種類

 シンプルに使える点も魅力。3つのリスニングモードを用意して、シチュエーションにあった再生ができるようにしているので、スマホアプリなどを取り出さず、簡単にモードを切り替えられるのが特徴だ。

 リスニングモードは、様々なコンテンツに合ったバランスの取れた高音質を提供する「スタンダード」、中音域の音圧をアップし、騒がしい場所でも人の声を聞きやすくする「ボイスブースト」、高音域の一部を低減してシャカシャカした音漏れを減らす「音漏れ低減」が選べる。

 このあたりの音質調整については、イコライザー設定などでユーザーにゆだねているメーカーもあるが、標準で用意した設定をタップ操作でスピーディーに切り替えられる手軽さをアピールしている点からも本製品のコンセプトが垣間見える。

 音楽再生時には圧縮時に失われた高域を補うDSEEも利用できる。専用アプリの「Sound Connect」で設定できるEQの精度も10バンドにアップ。センサーが感知した場所やユーザーの行動、時間帯といった利用状況に合わせて的確な操作をする「Scene-based Listning」やリスニング環境に合った音量調整ができる「アダプティブボリュームコントロール」なども利便性を高める機能だ。

 通話性能もLinkBuds Openを上回り、シリーズ最高性能となっている。2つのマイクと骨伝導センサー、AIの組み合わせた高精度な「ボイスピックアップテクノロジー」を併用した高い通話品質が売りだ。

 10mm口径のドライバーを搭載し、本体重量は約6.4g。連続音楽再生時間は最大約9時間(ケース充電併用で約37時間)。3分で60分の急速充電も可能となっている。IPX4の防滴仕様。マルチポイント接続にも対応する。

 本体の予想実売価格は3万円前後でラベンダー、グレージュ、コーラル、グリーン、ブルーの5色展開だ。

ケースと組み合わせたカラーのカスタマイズも

 また、別売で同色の専用ケースカバーも販売する。カラビナ付きでカバンなどにも付けやすく、同色のフィッティングクッションも付属。本体色とは異なるカラーのケースカバーやフィッティングクッションを組み合わせることで、自分らしいカスタマイズができるのも楽しみのひとつだ。価格はオープンプライスで、発売はLinkBuds Clipと同日。直販価格は3980円になる見込みだ。

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