田口和裕の「ChatGPTの使い方!」
第44回
「こんなもの欲しいな」が、わずか数時間で形になる。AIツール「Google Antigravity」が消した“実装”という高い壁
2026年01月19日 17時00分更新
非エンジニアでもAntigravityで実現できること
エンジニアリングの知識がなくても、Antigravityを活用すれば次のような用途であれば、十分に現実的だ。ビジネスから趣味まで、その活用範囲は想像以上に広い。
1. マーケティング施策のプロトタイピング
今回の作例のように、新しいキャンペーンやサービスのアイデアを即座に形にできる。言葉だけの企画書では伝わりにくいデザインの雰囲気や、ボタンを押した時の挙動を実物で示せるため、チーム内での合意形成が圧倒的に早くなる。
2. 業務に特化した専用計算機やダッシュボード
表計算ソフトでは少し煩雑になるような、特定の業界ルールに基づいた税計算や、複雑な単位換算を行う自分専用のツールを作れる。Antigravityはファイル生成からブラウザでの動作確認まで代行するため、使い慣れたウェブアプリのような感覚で業務ツールを構築できる。
3. 趣味のコレクション管理ツール
例えば、手持ちのレコードや蔵書、特定のスポーツのスタッツなど、既存のアプリでは項目が足りないような個人的なコレクションを管理するデータベースを作れる。自分が本当に管理したい項目だけを並べた、ストレスのない専用アプリが数十分で手に入る。個人的にはこれが最高に楽しい。
4. 小規模なイベントやワークショップの告知サイト
社内イベントや地域コミュニティの集まりなど、制作会社に頼むほどではないが、それなりの見た目が求められる単発の告知ページを自作できる。AIに構成と目的を伝えるだけで、基本的なフォームや地図情報の埋め込みまで含めたページが組み上がる。
このように「自力で形にできる範囲」が劇的に広がったのは確かだが、一方でこのツールの性質を正しく理解しておく必要もある。
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