Silent-Master NEO B850Aをレビュー
このPC、静かすぎる――Ryzen 7 9800X3D&RTX 5070 Tiで4K・高画質プレイ時も30dB台の超静音ゲーミングPC
2026年01月17日 10時00分更新

サイコム
の「Silent-Master NEO B850A
」は、ハイスペックな空冷PCながら驚くほどの静音性を実現したゲーミングPCだ。前回に引き続き、今回は性能編として、定番ベンチマークソフトを使ってその実力を探ることにする。
| Silent-Master NEO B850A | |||
|---|---|---|---|
| 標準構成の主なスペック | 試用機の主なスペック | ||
| CPU | AMD「Ryzen 5 9600X」 (6コア/12スレッド、最大5.4GHz) |
AMD「Ryzen 7 9800X3D」 (8コア/16スレッド、最大5.2GHz) |
|
| CPU クーラー |
Noctua「NH-U12S」 (空冷、120mmファン) |
Noctua「NH-D15 G2」 (空冷、140mmファン×2) |
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| マザー ボード |
ASUS「TUF GAMING B850-PLUS WIFI」(AMD B850、ATX) | ||
| メモリー | 16GB(8GB×2)、DDR5-5600 <メジャーチップ・JEDEC準拠品> |
32GB(16GB×2)、DDR5-5600 <メジャーチップ・JEDEC準拠品> |
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| ストレージ | Crucial「T500 CT1000T500SSD8」(1TB M.2 SSD、PCIe 4.0) | ||
| 光学 ドライブ |
DVDスーパーマルチ | なし | |
| ビデオ カード |
サイコム「Silent Master Graphics RTX5060Ti 16GB」(GeForce RTX 5060 Ti、16GB GDDR7) | サイコム「Silent Master Graphics RTX5070Ti 16GB」(GeForce RTX 5070 Ti、16GB GDDR7) | |
| 電源 ユニット |
Antec「NeoECO Gold NE650G M」(650W、80 PLUS GOLD) | ASRock「Steel Legend SL-850G」(850W、80 PLUS GOLD、Cybenetics PLATINUM) | |
| PCケース | Cooler Master「Silencio S600 MCS-S600-KN5N-S00」 (ATX、ミドルタワー) |
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| PCケース ファン |
前面:Noctua「NF-A14 FLX」(140mm)、 背面:Noctua「NF-S12A FLX」(120mm) |
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| 通信機能 | 2.5GbE(有線LAN)、Wi-Fi 7(無線LAN)、Bluetooth 5.4 | ||
| サイズ | 209(W)×478(D)×470.5(H)mm | ||
| OS | Microsoft「Windows 11 Home」 | ||
CPU温度は80度強だが性能は期待通り、動作音は42.2dBと静か
まずはSilent-Master NEO B850A
のCPU性能を見ていこう。試用機のCPUはゲーミングPCでは圧倒的な人気を誇る、Ryzen 7 9800X3D。8コア/16スレッドなので動画編集や配信などには不向きだが、96MBのL3キャッシュはゲームですさまじい効果を発揮する。
まず試したソフトは、CGレンダリング速度からCPU性能を算出する「CINEBENCH 2024」。テストはすべてのコア/スレッドを使用する「Multi Core」と、1つだけ使用する「Single Core」の2つ。テスト結果は「pts」という独自単位のスコアーで表示され、この値が高ければ高いほど高性能となる。
結果は見ての通りで、Multi Coreが1315pts、Single Coreが131pts。同じRyzen 7 9800X3D搭載PCと比べても見劣りはなく、CPU性能をほぼ引き出せている。
では、CPU温度はどうなのか? モニタリングソフト「HWiNFO64 Pro」でチェックしてみた。Multi Coreテストが終了する直前の様子がこれだ。
CPU Dieの温度が80度の時でThermal Limitが100%。どうやら、CPU Dieが80度以下になるよう制御されているようだ。ここで注意したい点は、冷却性能が低いとCPUの温度を下げるために動作クロックを落としている可能性があることだ。動作クロックが下がれば当然性能も落ちる。もしかすると、CPU Dieを80度以下に維持するため、性能低下が起こっている可能性があるのだ。
しかし、安心してほしい。CPU Package Powerを見ると、最大119.628Wに対し、平均が112.579Wと高レベルを維持。テストの結果もそうだが、このことからもCPU性能はほぼ落ちることなく、フルに動作している様子が読み取れる。つまり、冷却性能は十分間に合っており、CPU本来の性能が出せていると考えていいだろう。
なお、気になる動作音だが、さすがに高負荷が続くとそれなりに大きくなる。正面約30cmの位置から騒音計を使って測ってみたところ、約42.2dB(暗騒音は31.9dB)まで上昇していた。とはいえ、それでもファンが回転しているとわかる程度で、生活音に容易にまぎれてしまう程度だ。一般的なPCと比べれば、明らかに静かであることに変わりはない。
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