「Ryzen 7 9850X3D」は今年第1四半期発売! AMDのCES 2026発表で気になったことまとめ
2026年01月06日 12時30分更新
2026年1月5日(米国時間)、AMDはCES 2026の基調講演においてさまざまな発表を行なった。本稿は報道関係者向けに公開された資料の中から、PCパーツに関連するものをピックアップしてまとめたものである。前もってお断りしておくと、今回はZen 6版RyzenもVRAM 32GBのRadeonも発表されなかった。
ゲーム用最強CPU「Ryzen 7 9850X3D」
まずはSocket AM5のRyzenのアップデートから。昨年終盤に噂が流れていたX3Dシリーズの最新モデル「Ryzen 7 9850X3D」が正式発表となった。発売は2026年の第1四半期、すなわち3月いっぱいまでの間のどこかで発売される見込みだ。価格は不明である。
Ryzen 7 9850X3Dは9800X3Dのマイナーチェンジ版である。物理コアは8基、L3キャッシュ搭載量は3D V-Cache込みで96MB、TDP 120Wといった基本スペックは一切変わっていない。唯一の違いは最大ブーストクロックがRyzen 7 9800X3Dの5.2GHzから5.6GHzに引き上げられた点のみである。400MHz程度のクロック差では実ゲームでも差を見いだすことは難しいため、Ryzen 7 9800X3Dを所持しているなら乗り換えるメリットはほぼないと思われる。
パフォーマンスはどうだろうか? まずフルHD&画質高設定環境では、35本のゲームによる平均フレームレートはCore Ultra 9 285Kに対し平均27%高いと主張。Ryzen 7 9800X3Dに対する伸びについては言及を避けたものの、資料の数値からRyzen 7 9850X3Dは9800X3Dとほぼ同じ~最大6%のフレームレート向上を果たしたと読み取れる。
さまざまなゲームにおいて、Core Ultra 9 285Kの平均フレームレートを100とした場合、Ryzen 9850X3Dがどの程度上かを示したグラフ。フルHD&高設定なのでGPUにもやや負荷をかけつつCPUの力量差が出る設定での結果だ。検証データはすべてGeForce RTX 5090環境で取得している
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