GeForce&Radeonをさまざまなベンチで比較! 最新GPU解説特集
2026年01月04日 12時00分更新
コスパ重視で4K解像度もいけちゃう!?
Radeon RX 9000シリーズ
近年特に評価を上げている「Radeon」。RDNA 4アーキテクチャーを採用した最新世代はコスパに注力しており、高騰しがちなゲーミングPC市場で存在感を放っている。
コスパで選びたいPCゲーマーに◎
GeForceとグラボ市場の人気を二分する「Radeon」。ひと昔前は、“グラボと言えばGeForce”という印象が強かったが、最近ではその状況も変わってきた。特に最新の「Radeon RX 9000シリーズ」は、ゲーミング市場において大きな存在感を放っている。
RX 9000シリーズは、ゲーミングにおけるコスパを重視しており、GeForce RTX 5090/5080のような、極端なハイエンドモデルはラインアップしていない。WQHD~4Kといった現在ゲームで主流になっている解像度で、ゲームを遊ぶのに過不足の無いスペックのモデルに絞っている。
現状、一定水準以上のゲーミングPCを組もうとすると、グラボの価格がパーツ全体の中でもかなりの割合を占めることになり、予算を考える上で特に頭を悩ませるポイントになっている。ゲームのパフォーマンスを落とさずにグラボのコストを下げられれば、そのぶんCPUやストレージなどほかのパーツに予算を回し、全体として満足度の高いPCを組めるだろう。
コスパ重視となると、性能面で妥協する部分も多くなりそうだが、RX 9000シリーズは前世代と比べても総合的なパフォーマンスは高くなっている。 新たに採用したRDNA 4アーキテクチャーでは、Radeonで弱点となっていたレイトレーシングのスループットが前世代比で2倍以上、AIのパフォーマンスが最大8倍になっているという。AMDの最新アップスケーラーである「FSR 4」はRDNA 4のAIアクセラレーター向けに設計されているので、RX 9000シリーズでのみ利用可能だ。
FSR 4の処理の流れ。左上の「CUSTOM GAME ML MODELS…」と右隣の「AMD FSR 4 AI UPSCALING ALGORITHM」という部分が、新たに加わったAIの学習モデルを生み出すプロセス
VRAMはGDDR6で8~16GB。安価ながらRX 9600 XTでも16GBモデルがあり、容量単価でみると優秀。VRAMを食うゲームが増えている近年の傾向ではありがたい。AIやクリエイティブ用途にはあまり関心がなく、ゲーム用途に絞ってよりコスパの良いPCを組みたいなら、Radeonはオススメの選択肢と言える。
【ベンチマークテスト】Radeonベンチマーク
【テスト1】UL Procyon(Video Editing Benchmark、Premiere Pro)
「Premiere Pro」での映像編集のスコアーを計るテスト。RX 9070 XT/9070はそれほど差がないが、RX 9070/9060 XTでは50%ほど差がある。
【テスト2】MLPerf llama-2-7b-chat-dml 総合(トークン生成スピード)
生成AIのパフォーマンスを計るテスト。こちらも上位2つの差は小さめなのに対し、RX 9070と9060 XTでは70%ほどの開きが見られた。
【テスト3】3DMark(ラスタライズ系)
3DMark各テストのスコアー。最も軽いテストではRX 9070 XT/9070の差は7%程度、RX 9070/9060 XTの差は35%程度。最も重いテストでは、RX 9070/9060 XTの差が60%程度と大きな差に。
【テスト4】3DMark(レイトレーシング系)
負荷の高いレイトレーシング系テストでは、RX 9070 XT/9070の差は10~17%程度、RX 9070/9060 XTの差が65~99%程度となった。全体的にRX 9070 XTと9070はあまり差がなく、RX 9070と9060 XTには開きが。
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