週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

「うに」「うなぎ」「サーモン」……! くら寿司の“年末年始”は、ここぞとばかりの豪華ネタ

2025年12月29日 17時00分更新

年末年始の豪華な寿司ネタ!

 ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。寿司チェーン各社では、年末年始に向けて、家族での食事にもぴったりな“ここぞ”という豪華ネタが続々と登場しています。

 なかでも注目したいのが、くら寿司の「年末年始」フェア。一年の中でも、そう何度もお目にかかれないようなリッチな寿司ネタがそろいます。さっそく取材で食べてきたので、ご紹介します。

さっそく食べてきました!オススメは?

うにの概念が変わる……!1貫400円のリッチなうに

■国産うに(一貫) 400円
販売期間:12月26日(金)~1月4日(日)

 ミョウバン不使用の国産うに。ミョウバンは、ウニの身崩れを防ぐために使われる食品添加物です。くら寿司では、今年10月の「新物うに」フェアでもミョウバン不使用のうにを提供していましたが、今回はさらに“国産”。しかも、三陸産の「キタムラサキウニ」である点が大きなポイントです。価格も1貫400円と、回転寿司としてはかなりリッチ。

ミョウバン不使用なので、クドさがない

 さて、いただきます。

 ひと口食べると、磯の香りがふわっと口いっぱいに広がります。後味は意外にもすっきりとしていて、くどさはありません。「これが1貫400円の味!!」と、思わず感動。想像以上に上品な味わいで、このおいしさなら2貫、3貫と手が伸びそうです。「400円だけど、おかわりいっちゃう!?」と自問してしまう……。

回らないお寿司と比べたらリーズナブル!?

 う~ん、いやしかし、三陸産のウニを回らないお寿司屋さんで食べたら……と想像すると、むしろリーズナブルかもしれません。

 ともかく、これだけ上質なうにが登場する機会は、回転寿司チェーンではなかなかありません。うに好きの人は、多少お高くても試してみる価値ありです。

うなるおいしさ!浜名湖産の「特上うなぎ」

■【浜名湖産】特上うなぎ(一貫) 390円
販売期間:12月28日(日)~無くなり次第終了

 今回、とくに感動したのがこちら。

う なぎの握り自体は最近では珍しくありませんが、本商品で使用しているのは、浜名湖養魚漁業協同組合ブランドの「でしこうなぎ」です。

 でしこうなぎは、大豆イソフラボン由来成分を配合した飼料を与えることで、稚魚の“雌化”を促進する養殖方法を採用しています。ウナギはメスのほうが脂質が豊富とされており、この養殖方法により、でしこうなぎはメスの割合が高くなるのだそう。また、オスであっても脂のりがよく育つとされています。

身がふっくらしていておいしい

 実際に食べてみると、身はふっくら、皮目は香ばしく、タレの味に頼らず、うなぎそのもののおいしさが際立ちます。1貫でも記憶に残る、うんまい一皿でした。

ゆず香る~! 驚きの「ゆず寒ぶり」

■ゆず寒ぶり 300円
販売期間:12月26日(金)~無くなり次第終了

 こちらも、ぜひ試してほしい一皿です。

 くら寿司は、子会社のKURAおさかなファームを通じて、自社養殖・委託養殖に取り組んでおり、飼料に果物の成分を加えて、魚に風味をつける「フルーティーフィッシュ」にも継続して挑戦しています。

 ユズ由来成分を混ぜた飼料で育てたブリは、脂がしっかりとのりつつも、口に入れるとさっぱりとした柑橘の風味が広がります。実際に食べてみると、ゆずの皮が物理的にのっていないのが不思議に感じるほど、しっかりとゆずの香りを感じました。

 これまでにも「みかんぶり」などが登場してきましたが、なかでも今回の「ゆず寒ぶり」は、柑橘感がよりはっきりしています。ひと口で驚くので、ぜひ食べてみてほしい一貫です。

ワンランク上のサーモン・いかも

■北海道サーモン 300円
販売期間:12月26日(金)~1月4日(日)

 サーモンは定番ネタの印象がありますが、この「北海道サーモン」はひと味違いました。

 北海道で養殖され、国内でも低い海水温の環境で飼育期間が長いことから、国内養殖としては大型サイズに育ったサーモンなのだそう。

適度な脂のリで、いつものサーモンよりワンランク上

 その分、旨みが強く、脂のりもほどよいバランス。ひと口で違いが分かります。脂が重いというよりも、旨みが濃い。それでいて後味はすっきりしていて、何貫でも食べたくなるサーモンです。

■特選やりいか(一貫) 115円
販売期間:12月28日(日)~無くなり次第終了
※お持ち帰り不可

 やりいか自体は定番ネタですが、今回は300g以上の大型サイズを厳選しているとのこと。表面だけでなく裏面にも細かくスリットを入れることで、ねっとりとした食感と旨みを引き出しています。

弾力となめらかさが新鮮

 ぬっちり、つるりとした口当たりで、新鮮さが際立つ一貫。定番ネタでありながら、年末年始ならではの“格の違い”を感じさせてくれます。

新年からの数量限定「増毛のぼたん海老」

■【増毛産】ぼたん海老(一貫) 390円
販売期間:1月1日(木)~無くなり次第終了
※お持ち帰り不可

立派な増毛のぼたん海老

 北海道・増毛は、甘えびやぼたんえびの名産地。今回は、希少なエビ専門加工場の技術を用い、旨みを逃がさない処理を施しているそうです。

 ねっとりとした食感で、まるでとれたてのよう。濃厚な甘みが口の中に広がり、1貫でも満足感の高い味わいでした。

好評のトリュフ×茶碗蒸しも再び

 そして、サイドメニューから思わぬ伏兵。ぜひ食べてほしいのが「トリュフクリーム茶碗蒸し」です。これまでにも期間限定で登場しており、そのたびに好評を博している一品です。

■トリュフクリーム茶碗蒸し 430円
販売期間:12月26日(金)~無くなり次第終了
※お持ち帰り不可

 寿司店の定番である茶碗蒸しに、高級食材のトリュフを組み合わせたメニューですが、単純にトリュフをのせただけではありません。ベシャメルソース(ホワイトソース)と国産無塩バターを使ったクリームソースをかけ、だしの風味と調和するよう仕上げているとのこと。

 スプーンですくうと、まず口に入ってくるのはトリュフクリームの部分。ふわっと広がる高貴な香りは、まるでフレンチの一皿のようです。食べ進めると、今度はだしの効いた茶碗蒸しが現れ、これが意外なほど好相性。和と洋が自然に溶け合っています。

 トリュフの風味がしっかりありながらも、和のテイストにきちんとなじんでいて、好感の持てる一品でした。

その他も特選ネタがいろいろ

▲たらばがに 420円
販売期間:12月26日(金)~2026年1月4日(日)

▲黒毛和牛にぎり(一貫) 380円
販売期間:12月26日(金)~2026年1月4日(日)

▲かずのこ 300円
販売期間:12月26日(金)~2026年1月4日

▲天然生車えび 390円
販売期間:12月28日(日)~なくなり次第終了

▲超熟成 まふぐ(一貫) 150円
販売期間:12月28日(日)~なくなり次第終了

持ち帰りもできる!

 豪華なネタを揃えた年末年始ならではのフェアです。

 なお、店内飲食の他、基本的に持ち帰り可能です(寿司ネタだと「ぼたん海老」「特選やりいか」以外)。お店やおうちでくら寿司の豪華な特選寿司はいかがでしょう。


※価格は税込み表記です。

ナベコ

アスキーグルメの酒好きご飯好きの記者・編集者。人生酸いも甘いも。七味唐辛子は薬研堀を愛用。
♪アスキーグルメでおいしい情報発信中♪

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事