取り付けの自由度が高い
先にディスプレーの表示内容を紹介したので、ここからは実際の取り付け方法をお伝えしよう。ツクモのカリスマ店員紅谷さんが絶賛する「秀逸なブラケット」とは、果たしてどのようなものだろうか?
付属品を確認すると、接続するUSBケーブルは、ケース内部への設置と外付けの両対応になっていた。ケーブルの長さは、ディスプレーに接続する端子と内部USB2.0ヘッダーピンケーブルの内部用が約55cm。外付け用でUSB2.0ヘッダーピンコネクターからUSB Type-Aポートに変換するケーブルが約30cm(内部用と合わせて85cm)となっている。
裏面配線でケーブルの長さが足りない場合も、Amazonなどで延長ケーブルは販売されているので、延長は容易だ。そのほか、精密ドライバーや3M両面テープなども付属している。
続けて本体を確認すると、接続用端子が2ヵ所あるのを確認できる。置き方に合わせて使い分けできるのは、良い感じだ。
ブラケットは、ディスプレーの中央と左右の3ヵ所に取り付けできる。ブラケットのスライドレールと合わせて、ディスプレーを付ける位置の自由度は高くなっている。なお、ここの固定用ネジは小さいうえ、締めづらいので、なくさないように注意したい。
キモとなるブラケットを触ってみた
「秀逸!」との声があるブラケットは、計3ヵ所のスライドレールと、2ヵ所のヒンジ回転で、さまざまな形状に変化する優れものだ。140mm径ファンにはマウントを追加する必要があるが、ケース内や、机上の横、縦置きいずれも、ひとつのブラケットで対応できる。
ただし、スライドレールやヒンジ回転部の保持力は十分だが、頻繁に動かしていると緩くなりそうではある。
憧れのステータスモニターでPC周りをドレスアップ
1万4980円を高いと見るか、適切と感じるかは、ステータスモニターへの憧れ次第だろう。ただ、ピラーレスデザインのPCケースに内蔵したり、ノートパソコンとともに机上に置いたりできる自由度の高さに、簡単に好みの表示を楽しめる使い勝手優秀なソフトウェアと、購入満足度はなかなか高い。加えて、PCシャットダウンした状態での日時表示機能や、サブディスプレーモードがあるので、機能面では文句のつけようがない。
トップのラジエーターファンに取り付ける場合は、使用しているファン固定ネジと同じ規格で若干長いネジを探す必要がある。ソフトウェア「L-Connect 3」が日本語表示に非対応といった、気になる点はあるが、システムモニターが欲しい人に、おすすめできるデバイスではある。
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