ごきげんよう。年末年始くらい、ちょっと贅沢したくなりませんか?
年末だし、なか卯の「天然本まぐろ丼」を食べてみよう
丼チェーンの
商品名そのまま、“マグロの王様”とも称される天然の本まぐろの使用したスペシャルな海鮮丼。天然本まぐろはスーパーで並んでいてもリッチな価格帯ですよね。年末年始の時期ならではの、豪華なメニューです。
価格は並1180円。並以外にも各サイズ用意されていて、まぐろ2倍・ごはん大盛りの
「特盛」は1880円です。
今回は思い切って「特盛」を注文してみました!
▲天然本まぐろ丼(特盛) 1880円
※まぐろは並の2倍・ごはん大盛り
着丼した「天然本まぐろ丼 特盛」は、大盛りごはんの上に、まぐろの切り身がびっしり。数えてみるとだいたい20切れくらいが盛り付けられていました。
ご飯の上には錦糸卵と刻み海苔が敷かれ、見た目にも華やかです。
なお、トッピングの小ネギは、注文時にタッチパネルから「抜き」を選べる仕様になっていました。こうした細かな配慮はうれしいですね。
「特盛」(1880円)はマグロびっしり
では、いただいてみます!
リリースによると、使用部位は赤身。確かに、中トロのようなやさしいピンクではなく、身は凛とした濃い赤。錦糸卵とのコントラストがくっきりしています。
赤身だとあっさりしているイメージがあるのですが、なか卯の「天然本まぐろ丼」はどうでしょう?
ひと口食べてみると、とろける~! うま~!
本まぐろは一般的に、脂のりがよく旨みが濃いとされていますが、やはりその通り! 赤身の部位ではありますが、脂のりがよくなめらかで口の中でとろけていくようです。さすが本まぐろ!
赤身であることによって、まぐろの力強い風味も感じられます。スーパーで安売りされているまぐろのブツあたりとはあらかに別物で、「あ、いまちょっといい海鮮を食べているな」と思わず噛みしめてしまいます。
ごはんは白米ですが、敷かれている刻み海苔がほどよい“つなぎ”になっていて、白米に刺し身がのっている時にありがちな、ちょっとチグハグする感じはありません。そのあたりもよく考えられていると思います。
ただし、ごはんはアツアツで提供され、刺身が温まってしまいそうなのが気になりました。到着したら早くかっこんでいただくのがよいでしょう。
素直においしかった!値段は高いけど……
なか卯の「天然本まぐろ丼(特盛)」は、本まぐろならではの上質な味わいをしっかり楽しめる、満足度の高い一杯でした。もう、率直に言っておいしい。
なか卯といえば、親子丼やうどんのイメージが強いですが、期間限定で投入される海鮮丼も実は評判がいいんですよね。母体であるゼンショーグループが寿司などの海鮮業態を展開していることもあり、仕入れ面での強みがあるのでしょう。
とはいえ、価格はそれなり。並盛が1180円、今回私が食べた「特盛」は1880円です。
丼チェーンでこの価格となると、財布を取り出す瞬間に少しひるみます。……けれど、天然本まぐろを使っていることを考えると、むしろ良心的なのかどうか。判断に迷う、絶妙なラインでもあります。
少なくとも、「できるだけ安くまとめよう」という姿勢ではなく、「しっかりいいものを出そう」という気概は感じられました。
個人的には、本まぐろのおいしさに満足できたので、食べてみて後悔はなし! 年末年始の「ちょっと贅沢したい日」に選択肢としてアリな一杯だと思いますよ。
※価格は税込み表記です。
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