1ユーロ=180円超えの現在、欧州旅行での滞在費は頭の痛い問題です。ところが先週の記事でもお伝えした、スロバキアのブラチスラバは、そんな頭痛のタネも吹っ飛ぶ、コスパ最強の滞在都市でした。(関連記事「【AI旅】観光は丸投げでOK? Google Geminiに初めての「ブラチスラバ」を任せたら大満足だった」)
●まずはビールが安すぎる問題。スーパー価格に驚愕
まずなんと言っても「お酒が安い」。飲んべえな自分になによりありがたいことです。スーパーで価格をチェックしたところ、ドイツ産のビールが500ml缶で0.48ユーロ。日本円だと約89円なので、日本で買うトップバリューのビールよりも安いんです。
もちろんレストランなどで飲むと割高になってきますが、それでも500mlサイズで3ユーロ(約555円)からと、西欧諸国と比べたら半額に近いレベルです。
さらにあまり知られてはいませんが、スロバキアは2600年の歴史があるワイン大国。知られていない理由は、生産される90%が国内で消費され国際市場には出回らないため。そのぶん地元の人々が日常的に楽しむための価格帯で流通していて、ワインも安いんです。
●酒好きなら外せない!国立ワインコレクションという沼スポット
もしあなたが酒好きでブラチスラバに訪れたなら、街の中心部にあるスロバキア国立ワインコレクションは絶対に外せないスポット。16世紀の地下セラーを利用した施設で、毎年プロのブラインドテイスティングにより厳選された国内トップ100のワインを展示しています。
●100分で最大80種類!? ワイン好き歓喜の飲み比べ体験
ここではワインの試飲ができ、100分間で最大80種類をなんと自由に飲み比べできるプログラムが特に人気。しかもこのプログラムの価格は40ユーロ(約7400円)と、こちらもほかの欧州各国と比較したら激安です。
試飲したワインが気に入れば、そのまま購入可能。ほとんどのワインが10ユーロ以下でお手ごろな価格。自分は試飲したスパークリングワインが気に入ってしまい、2本買ってきちゃいました。ちなみにスーパーでは1本2.99ユーロ(約550円)のワインも見かけたので、滞在中に飲むならスーパーで買うのもアリですね。
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