JAPANNEXTの「JN-VC236F」は23.6型のフルHDディスプレーで、直販価格1万5980円のバリューモデルだ。イマドキ2万円未満のフルHDディスプレーは珍しくないが、注目してほしい箇所は本体のデザイン。なんと、本機は“湾曲パネル”を採用しているのだ。
そんな本機を試用する機会を得たので、さっそくレビューしていきたい。
23.6型の湾曲ディスプレーはだいぶレア
23.6型は大きすぎず・小さすぎずといったサイズ感。どんな机でも画面全体が視界に入りやすい。また、本機は湾曲パネルを採用している。湾曲率は3000R(半径3000mmの円の弧と同じカーブ)で、数字的にはだいぶゆるやかなものだ。補足すると、湾曲率(単位:R)は数字が小さいと曲がり具合が強くなり、数字が大きいとゆるやかになる。
没入感を求めるなら湾曲率が高い1000R~1500R、視認性を求めるなら1500R以上が望ましいとされている。3000Rの本機だと没入感は控えめだが、視界に収まるサイズ感もあいまって画面全体の視認性は良かった。直視、もしくはわずかな目の動きで作業できるため、長時間画面を見ていても目が疲れにくい印象を受けた。
本機を使ってみると、たしかに3000Rぐらいがちょうどいいと感じられた。このサイズ感だと湾曲率が強すぎるとテキストが歪んで見えてしまい、かえって使いづらくなるだろう。また、一般的な23型~24型クラスの平面ディスプレーよりも湾曲しているぶんやや省スペースで、没入感もちょっと高めな印象。このほんの少しの差が「ただ安いだけのディスプレー」ではない魅力につながっているといえる。
映像入力はHDMIとD-Sub15ピンのみ
次はJN-VC236Fのインターフェースを見てみよう。映像入力端子はHDMIとD-Sub15ピンの2つのみ。リーズナブルをウリにしているためか、必要最低限といった印象だ。
D-Sub15ピンは歴史のある規格で、かつてはパソコンやプロジェクター、液晶テレビなどの機器で採用されていたアナログ端子。最近はHDMIやDisplayPort、USB Type-Cなどのデジタル端子が普及していて、すっかり影を潜めている状況だ。それでも、D-Sub15ピンを搭載する機器はまだ存在する。そんな機器を扱っている人なら本機の強みの1つに数えてもいいだろう。
個人的にはDisplayPortを用意してくれるとうれしかったが、仕事メインで使う場合はHDMIでも十分ではある。そもそも本機は一般用途向けのディスプレーであって、高リフレッシュレートでゲームを遊ぶためのものではない。そのため、自宅の仕事用、もしくは職場用の1台なら問題ないだろう。
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