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「TOKYO Gaming-PC STREET 6」よりQNAPの展示の模様をレポート!

QNAP+ゲーミングPC。データ容量が増え続けるいま、改めて感じたNASの可能性

2025年12月26日 12時00分更新

文● ASCII編集部
提供: QNAP(販売代理店:株式会社ユニスター)

TOKYO Gaming-PC STREET 6より
QNAPのブース展示/ステージをご紹介!

 アスキーは12月20日、「TOKYO Gaming-PC STREET 6 in LIFORK AKIHABARA II」を開催しました!

 BTOパソコンメーカーのPCやパーツなどを展示し、メーカーの担当スタッフの方々と、来場者の方々が直接お話できるブースを複数設けたほか、メーカーの方々をゲストにお招きしたセッションも実施。来場者の皆さんを充実のプログラムでお迎えしました。

 この記事では、イベントにパートナー協賛してくださったメーカーの中から、「QNAP」のブース展示をレポートします。

ゲーミングPCの課題、それはストレージ不足

 QNAPといえば、高品質でデザイン性の高いストレージ製品をリリースしているメーカー。ユーザー層は一般コンシューマーからプロ、企業の情報システム部担当者など幅広く、豊富な製品展開と優れた使用感で支持を集めています。

 家庭や小規模オフィスのユーザー向けの2ベイNAS「TS-216G」

 「あれ? ゲーミングPCのイベントなのに、なぜストレージブランドのQNAP?」と思った方、いませんか。ここには、深い理由があるのです。

 それは、ゲーミングPCとNASという組み合わせが、いま改めて注目を集めているから。

 理由を説明しましょう。PCのストレージは有限ですが、最近の大作ゲームはインストールすると数十GBになるタイトルも増えています。さらに、ストリーマー文化が伸びたことで、ゲームのプレイ動画や編集データなどをPC内にどんどん溜めていく使い方も一般的になりました。

小規模のスタジオや映像制作チーム、オフィス向けのThunderbolt 4 オールフラッシュモデルのNAS「TBS-h574TX」

 そんな具合でPCを使っていると、すぐにストレージがパンパンになってしまうんですよね。クラウドストレージを活用して、都度データを逃していく方法もありますが、大容量の契約では、毎月安くないランニングコストがかかってしまう。

 そこで登場するのがNASです。データの保存や伝送に最適化されたNASを一度買ってしまえば、ゲーミングPC周りのストレージの容量問題を解決し、一段も二段もアップグレードした環境を手に入れられるというわけ。

10GbE/2.5GbEポートを複数備えた10GbE SD-WAN ルーター「QHora-322」

 今回展示されたのは、家庭や小規模オフィスのユーザー向けに設計された2ベイ 2.5GbE仕様のNAS「TS-216G」と、小規模スタジオや映像制作チーム、小規模オフィスユーザー向けに設計されたプログレードの使用感を誇るThunderbolt 4 オールフラッシュモデル「TBS-h574TX」、そして10GbE/2.5GbEポートを複数備えた10GbE SD-WAN ルーター「QHora-322」の3製品です。

 いずれも、違和感なく自宅の空間に溶け込むスタイリッシュなデザインに、プロの現場でも使われる信頼性を詰め込んだモデルで、特に「TBS-h574TX」はすっきりとした上質なデザインで来場者の目を引いている様子でした。

NASという選択肢で、容量と利便性をアップグレード!

熱心に説明を聞いている方が目立ちました

 TOKYO Gaming-PC STREETはどちらかというと、“カジュアルに”“ざっくばらんに”、BTO PCやゲーミングPCの最新情報をメーカーの担当者さんと話し合える雰囲気を持ったイベントですが、QNAPのブースに関しては、真剣に情報収集をしている来場者さんの比率が多い印象でした。

 「ん? このブースはNAS……ですか? ちょうどいま、ストレージをどうしようかと思っていて」「僕もNASをちょうど買おうと思っていたところなのですが」などなど、漏れ聞こえてくる会話から、ゲーミングPC周りの環境をより良いものにしようという情熱を感じます。

ゲームソフトをNASにインストールして、NASから起動するというデモも披露されました。

 ゲームソフトをNASにインストールして、内蔵のストレージではなく、NASから起動するデモも披露されました。さすがに、内蔵ストレージと全く同じという訳にはいきませんが、見たところ、「十分に使える」「ストレスにはならない」くらいの速度で起動でき、大量のゲームタイトルやセーブデータをローカルに置きたいと思えば、NASはかなり有力なツールになるだろうな、と感じました。

 QNAP製品の国内正規代理店・株式会社ユニスターの越沼哲史さんは「特に配信者の方々は、プレイ動画をローカルに大量に保存できるという点で興味を示してくださることが多かったですし、すでに実践されている方もいらっしゃいました。ゲームソフトをNASに保存しておく運用は、新しいゲーミングPC環境の提案という形で、皆さんにお伝えできたと思います」とお話ししてくれました。

 ゲーミングPCって、PC自体も選んだり、カスタマイズが楽しかったりするものですが、周辺機器をどう組み合わせれば、自分だけのオリジナルな環境を構築できるかと模索することも、醍醐味ですよね。

 QNAPブースは、改めて、ハードの楽しさと便利さを感じられる空間だったと思います。

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