「TOKYO Gaming-PC STREET 6」よりbe quiet!の展示をレポート!
be quiet!が静かにささやいてきた 「キーボードのカスタマイズって、とっても楽しいですよ……」
2025年12月25日 12時00分更新
TOKYO Gaming-PC STREET 6より
be quiet!のブース展示/ステージをご紹介!
アスキーは12月20日、「TOKYO Gaming-PC STREET 6 in LIFORK AKIHABARA II」を開催しました!
BTOパソコンメーカーのPCやパーツなどを展示し、メーカーの担当スタッフの方々と、来場者の方々が直接お話できるブースを複数設けたほか、メーカーの方々をゲストにお招きしたセッションも実施。来場者の皆さんを充実のプログラムでお迎えしました。
この記事では、イベントに協賛してくださったメーカーの中から、「be quiet!」のブース展示/ステージをレポートします。
キーボードってカスタマイズできるんです
「be quiet!」はドイツをベースにPC電源、ケース、冷却ソリューションなどを開発している2001年に設立されたブランド。「be quiet!(静かに!)」は単なる名前ではなく、メーカーが掲げる哲学そのものだそう。すべての製品をドイツで開発・設計することにこだわっています。
静音ハードウェア分野のパイオニアとして、ケースやファンなどのPCパーツだけではなく、近年ではハイパフォーマンスなゲーミングニーズに応えるための製品も手がけています。
be quiet!のブースでは、脱着式テンキーなどカスタマイズ性にすぐれるbe quiet!のキーボード「Dark Mount」「Light Mount」を使い、実際にキースイッチを交換して新しいキーボードの楽しみ方を体験できる展示を実施しました。
通常のキースイッチ(赤軸や青軸、茶軸など)と打鍵感を比較して、be quiet!標準スイッチの静音性を確かめることはもちろん、be quiet!のキーボードに赤軸や青軸を組み合わせるとどうなるか? ということも体験可能なのです。
やはり、“直接”触って試せるということもあり、来場者の皆さんが楽しそうにキーボードを叩いていた印象。単にキーボードを試し打ちできるだけではなく、実際にキートップを外して中の構造を確認できるのもポイント。
スイッチ部分を間近で見たことがない人も少なくなかったようで、足を止めた来場者の多くは、食い入るようにキーボードを見つめていました。
軽い力でスッと入るキー、しっかりとした反発を感じるキー。打鍵音が静かなもの、カチッと小気味よい音が返ってくるもの。その違いは、数文字タイプしただけでもはっきりわかります。
スタッフの説明を聞きながら、キートップの素材や形状、スイッチの違いを比べていくと、「なぜこのキーボードはこういう打鍵感なのか」が自然と理解できていく……。単なるスペック表では伝わらない部分を、触覚と視覚で確かめられるbe quiet!のブースでした。
この体験から、キーボードの新しい楽しみ方を見つけてほしい
be quiet!のスタッフの方に話を聞くと、「そもそも、キーボードをカスタマイズできることを知らなかった人が多かったんです」とのこと。そこで、実際に外してもらったり、スイッチの違いを確かめてもらったりすることで、キーボードカスタマイズの楽しさを紹介したそうです。
また、ブースを訪れた人に、「静音タクタイル」(軽いフィードバックのあるタイプ)と、「静音リニア」(底までなめらかで抵抗がないタイプ)のどちらのスイッチが良いかアンケートを取ったところ、回答の数がほぼ同数となったそう。どちらが良い・悪いではなく、それぞれに好みがあるということですね。
「be quiet!の製品に触れることを通じて、多くの人にキーボードのカスタマイズを知ってもらいました。実際に触ってみると、やっぱり好みって分かれるんですよね。この体験から、キーボードの新しい楽しみ方を見つけてくださった人がいるとうれしいです」と、be quiet!のスタッフは笑顔で振り返ってくれました。
キートップを外し、叩き比べ、音を聞く。こうした一連の体験を通じて、自分に合う・合わないがはっきりする……。
be quiet!のブースは、スペックの比較だけではなく“直接”体験することもキーボード選びで重要な点であることを実感できるとともに、キーボードのカスタマイズの楽しみを来場者に伝える、素敵な場所だったのです。
でも、be quiet!の製品のポイントは、「静か」ですからね。「カスタマイズできま〜す!」と大声で叫ぶことはありません。be quiet!のブースでキーボードに触れた人の耳元には、どこからか、静かなささやきが聞こえたのでしょう。
「キーボードのカスタマイズって、とっても楽しいですよ……」
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