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マグネット式OLEDで消費電力を“見える化”! ASUS ROGの新1200W電源が自作PCをアップデート

2025年12月11日 16時00分更新

 

 ASUS JAPANは12月11日、ゲーミングブランドのRepublic of Gamers(ROG)から、マグネット式OLEDディスプレイを搭載した新たな電源ユニット「ROG-THOR-1200P3-WHITE-GAMING」を発表した。12月12日から販売を開始する。

 この新製品は、1200Wの80PLUS Platinum認証を受けたホワイトモデルとして登場する。最大の特徴として、マグネット式OLEDディスプレイを備え、リアルタイムでの消費電力の表示が可能だ。ファンの向きを問わない左右対応の設計も採用されている。

 高い電力効率を実現するために、GaN MOSFETを用いており、従来のMOSFETと比較して最大30%の効率向上を達成したという。また、このMOSFETの採用により、内部レイアウトの効率化、大型ヒートシンクの搭載、エアフローの改善などを可能にし、冷却性能も向上した。

 GPUファースト電圧検知機能や特許取得済みのインテリジェント電圧安定化技術も備えている。これにより、グラフィックスカードへの電圧供給を最大45%向上させ、安定したパフォーマンスと滑らかなゲーミング体験を提供する。また、PCIeコネクタには優れた熱伝導性を持つカッパーピンを使用し、コネクタの温度を約12.3℃低下させることができるという。

 高品質で柔軟な素材を用いたエッチングモジュラーケーブルも特徴のひとつで、曲げた状態でも安全限界より50°C低い温度で動作する。これらのケーブルはUL1581の耐火試験やUL758認証の厳格な基準を満たし、PC自作ユーザーに安心を提供する。

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