中国では大都市に限らず地方都市でも、大きなショッピングモールに行けばスマートフォン各メーカーの店舗がずらりと並んでいます。ファーウェイ、シャオミ、OPPO、vivo、HONORなど、各社の最新モデルを自由に触ることができるのです。
しかし、日本でもスマートフォンを展開しているZTE傘下「nubia」のスマートフォンの店舗は見つかりません。以前、筆者は深センの電脳街にZTEストアを発見したものの、撤退してしまいました。
しかし、2025年下半期からゲーミングスマートフォンのREDMAGICを扱うストアを、中国の大手家電チェーン店「Sundan(順電)」の店内にオープン。ストアインストアとして、大々的な展示と販売を始めています。
今回訪問したのは深セン電脳街・華強北路にあるSundanの3F。ここはスマートフォンやIT製品の販売フロアになっていますが、その一角の大きなスペースをREDMAGICストアが占めています。
2つのディスプレイ台があり、右側には最新のREDMAGICシリーズのスマートフォンが展示されています。スペースはゆったりとしているので、ゲームをプレイしながら友人などと端末を囲んだり、あるいは最新モデルを写真に納める、なんてことも余裕でできます。
日本発売が待ち遠しい、世界初の水冷システムを内蔵した「REDMAGIC 11 Pro+中国版」(グローバル向けは「REDMAGIC 11 Pro」)も、もちろん展示。背面から冷却液の動きを見ることもできます。なお、REDMAGIC 11 Proグローバルモデルについてはレビュー記事を参照してください(世界初の「水冷」搭載ゲーミングスマホ「REDMAGIC 11 Pro」を日本上陸前にチェック!)。
ところで先ほどのテーブルの上に、なにやらゲームのキャラなどが見えますが、12月にストアを訪問したところ、ちょうど鳴潮(めいちょう)とのコラボイベントを行なっていました。端末の展示だけではなくゲームとコラボするなど、ゲーミングスマートフォンのストアらしいイベントも開催されています。
左側のディスプレイ台にはキーボードやUSB充電器などの周辺機器を展示。とはいえREDMAGICブランドの周辺機器はまだ数はあまり多くなく、10製品程度が置かれている程度。今後はここにゲーミングPCなど、PC系の製品の展示が充実されていくのだと思われます。
nubiaはカメラフォンの「Zシリーズ」も展開していますが、REDMAGICシリーズだけでストアを展開するということはゲーミングスマートフォンの人気が中国では高いのでしょう。またストアがあればスマートフォン以外の新製品の展示も発売と同時にできますね。
中国メーカーのスマートフォンをチェックに中国を訪れるときは、ぜひSundanのREDMAGICストアも訪問してください。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります











