失敗しないスイッチ選び、TECH.ASCII.jpのオオタニが教えます。
スイッチはどれも同じなのか? ヤマハのスイッチを導入すべき10の理由
2025年12月11日 11時00分更新
■理由9 オーディオ機器を彷彿させる美しいデザイン
IT機器にデザインを求めないというユーザーは多いと思う。確かにスペックや性能を重視すれば、デザインは二の次。そもそもラックに格納するIT機器は、誰かに見せるものではない。しかし、実際に管理者が製品を選定し、自ら設置するのであれば、かっこいいに越したことはない。
その点、ヤマハスイッチのデザインはピカイチだ。シックな黒とシルバーの筐体は、まるでオーディオ機器のよう。それもそのはず、ヤマハは世界に名だたる楽器メーカー。そのDNAが埋め込まれたヤマハのスイッチは、ピアノのように見えるかもしれない。美しいベゼルがラックの前面に並ぶ様を想像すれば、ヤマハスイッチを選ぶ大きな理由になるはずだ。
■理由10 LAN構築の「困った」を解消する充実のサポート体制と技術情報
中小・中堅企業のIT管理者は、誰しもネットワークのプロフェッショナルではない。スモールビジネスでは「コンピューターに詳しそう」という理由だけで、兼務で管理者になる人も多い。ネットワーク構築を外部の業者にお願いしたとしても、日々の運用においては、どうしてもネットワークの知識が必要になる。
その点、ヤマハは公開されている技術情報が豊富。今回も記事を書くために、さまざまな技術情報を調べたが、ヤマハネットワーク製品の日本語コンテンツは群を抜いている。マニアックな使いこなしから、機能の設計思想まで、有益なコンテンツが多い。正直マーケティングコンテンツ偏重の外資系企業と比べると、量・質ともに圧倒的だ。
また、ヤマハはスイッチや無線LANアクセスポイントを対象とした「LAN構築相談窓口」を用意しており、購入前の構成相談、機器選定にも応じている。迷ったら、ここに相談できるのも心強い。国産メーカーならではの安心感は、サポートにおいても明確なメリットだ。
新製品でラインナップはますます強力に ヤマハスイッチはいいぞ!
ヤマハスイッチの推しポイントを10個挙げてきたが、いかがだっただろうか? 今までヤマハのルーターを使ってきたユーザーであれば、スイッチも検討の遡上に挙がるだろうが、そうでない企業にとっても間違いなく検討すべきスイッチだといえる。12月に投入される新ラインナップで、100/25Gbpsインターフェイスの搭載、YNOのスイッチ対応、冗長電源などの対応が進み、製品としての魅力はますます高まっている。
なお、11個目になってしまってキリが悪いので今回はあえて深くは言及していないが、いわゆる「Pro AV」への対応も十分で、導入企業はもちろん、SIerなどをはじめとした構築する側にとっても扱いやすい製品であることも大きなポイントである。AV over IP対応についてはまた別の記事でしっかりお伝えしていきたい。
以上、TECH.ASCII.jpのオオタニが独断と偏見で「ヤマハのスイッチを導入すべき理由」を書いてみた。冒頭に述べたとおり、「スイッチなんて、どれも同じ」と思っている読者こそ、ぜひヤマハのスイッチに関心を持ってほしい。テスト導入でもいいので、既存スイッチとの比較含めて検討してみてほしい。
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