1000馬力ドリフトに子どもEVカートまで! BIGLOBEの走行会が楽しすぎた件
2025年12月07日 12時00分更新
11月29日、モーターランド三河(愛知県新城市)にてインターネットプロバイダーの大手、BIGLOBE主催のスポーツ走行会「リアルとバーチャルのダブルレーサー体験会 Vol.2 powered by BIGLOBE」が開催されました。一般的に想像する走行会とはちょっと異なる走行会の様子を紹介します!
高速回線が変える“攻める”シミュレータートレーニング
BIGLOBEは近年、さまざまな分野で高速インターネット回線の価値を提案しています。その中のひとつがモータースポーツでの利用です。というのも、ドライビングシミュレーターの技術は飛躍的に発展しており、プロドライバーもトレーニングに活用するほど。
タイヤやガソリンを消費しないし、ぶつかってもケガをしないので安全。なにより時間を気にすることなく、色々なセッティングやライン取りを試すこともできます。それゆえ今や「シミュレーターを持っていないと勝つことができない」とも言われています。
またオンライン対戦やソフトウェアアップデートなどの際は、ネット回線につなげなければなりません。その時、低速回線ではラグなどがあることからシビアな練習は難しく、アップデートも時間がかかってしまいます。つまり「速くなりたければ、回線速度も速くする」というわけです。
この走行会のポイントは、最新鋭のドライビングシミュレーターでの「バーチャル」と、参加者自身の愛車またはプロドライバーがステアリングを握る競技車両に同乗しての「リアル」という、ふたつのサーキット体験ができること。シミュレーターで走行前にコースを覚えて、実際に走ってみて、またシミュレーターで確認、またはプロドライバーの隣でテクニックをチェックしてと、普通の走行会以上に濃密な時間が過ごせるのです。
参加費5000円でこの内容!
ドリフトもグリップも楽しめるぜいたくプログラム
これだけの内容でありながら、昼食(弁当)もついて参加費が5000円と、走行会としては破格の参加費も見逃せないポイント(一般的な走行会の相場は1~2万円)。それもあって、あっという間に定員に達したのだとか。また、走行枠に「グリップ」のほか「ドリフト」も用意されています。それぞれ初級と上級に分かれているので、安心してスポーツ走行を楽しめるのも人気を集めた理由でしょう。
当日は天候に恵まれ、絶好のスポーツ走行日和。朝からドリフト枠とグリップ枠あわせて33台の一般参加者の車両と、5台の同乗走行用競技車両がパドックを賑わせていました。走行が始まると、自分のペースでスポーツ走行を楽しむビギナーから、白煙を上げて豪快なドリフトを魅せる参加者まで、実にバラエティー豊かです。
昼食時には、カーライフ・ジャーナリストのまるも亜希子氏のMCによる、ラリードライバーの長尾綱也選手、プロドリフトドライバーの山中真生選手、深田一希選手、モータージャーナリストの橋本洋平氏によるドライバートークショーを開催。個々の競技に対する取り組みとともに、シミュレーターをはじめとするデジタル技術の活用法、そして来年の目標など語ったほか、ゲストが一般車両の中からお気に入りの1台を見つけるイベントも実施して盛り上がりました。
同乗走行は早々に満員御礼の札止め。今年のD1GPドライバーズランキング6位の山中真央選手は、1000馬力を発するというGRスープラで豪快なドリフトを披露。
これに触発されてか、ラリードライバーの長尾綱也選手もGRヤリスのラリーカーで同乗走行中にドリフトに挑戦。「楽しいなぁ。FDJに出たいですね」とニッコリ。
モータージャーナリストの橋本洋平氏が持ち込んだのは、なんとHondaの新型「プレリュード」。ハイブリッドでも走りが楽しめることをアピールしていました。
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