パソコンならではの高解像度、高画質でゲームをプレイしたり、ゲームプレイなどを録画配信したり、音楽を楽しんだりといったさまざまな用途に、自分の好みでマシンを組み立てられるPCの自作。あれこれ考えながら、パーツを選定するのは楽しいが、ある程度の知識が必要になる。
そんなパーツ選びは、YouTubeの動画を参考にして構成するのも良いが、パーツショップの店員に勝るものはない。ゲームやクリエイティブ作業といった用途に、LEDで魅せるPC、静かなPCなど、さまざまなPC構成の相談を受け、その場で提案しているからだ。そこで、秋葉原の主要パーツショップ店員におすすめの自作PCの構成(レシピ)を毎月お届けしていこう。
”パーツ選びには自信がない”、”最新のパーツ構成で組みたい”、”いまどんな構成が良いのか検討がつかない”などといった人に、是非参考にしてもらいたい。
そのデザインで人気爆発!
Corsairピラーレスケース「FRAME 4500X」で美しいPCを組もう
毎月、ショップスタッフ考案のPC自作のレシピを紹介している当連載。2025年の大トリを飾るのは、素直に欲しいと思わせるCorsairの最新ピラーレスケース「FRAME 4500X」を採用したレシピだ。
内部をキレイに魅せる角をなくした曲面ガラスパネルだけでなく、滝をイメージした天面から右側面に施されたパネルデザイン、LEDデバイスの配線を1本化できるiCUE LINKの採用など、魅力いっぱいとなっている。
10月に公開したFRAME 4500Xのレビューは大注目だ
iCUE LINK対応のLEDファンを3基標準で搭載するCorsair「FRAME 4500X LX-R RGB iCUE LINK Panoramic Glass」は、昨今のピラーレスケースとしては高額だが、その価値を十分感じさせる1台となっている。実際、ショップスタッフからは、予想以上に売れているという声が聞こえている。
4万円近くの価格だが、標準搭載のiCUE LINK対応ケースファン「LX RGB」の120mmリバースモデルの3基パック(iCUE LINK SYSTEM HUB付属)は、1万4000円前後となっている。PCケース本体が2万6000円前後と考えると、コストパフォーマンスは意外と悪くないだろう。
この「FRAME 4500X LX-R RGB iCUE LINK Panoramic Glass」をベースに、iCUE LINKづくしで、今年イチオシのピラーレスPCを構成してくれたのは、当連載でおなじみのTSUKUMO eX.だ。
目的で選べる2つのレシピ
今月のレシピのポイントは、PCケースに加えてもうひとつある。それがゲーミング向けのAMD Ryzenと、クリエイティブ向けのインテルCore Ultraの両選択肢をフォローしていること。価格はどちらも約38万円で、目的に合わせて選べるようになっている。
Ryzenは価格を抑えながらゲームに特化した大容量キャッシュの3D V-Cacheの恩恵を受けられるRyzen 7 7800X3D。そしてインテルには20スレッドで動作するCore Ultra 7 265Kを組み合わせている。
マザーボードには、MSIの人気シリーズ「TOMAHAWK」シリーズをチョイス。マザーボード向けユーティリティとCorsair「iCUEソフトウェア」との相性も良好だ。
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