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アナログレコード始めてみない? ソニーがフルオートの手軽さと本格音質を両立した「PS-LX5BT / LX3BT」を発表

2026年01月23日 10時50分更新

 ソニーは1月26日、アナログレコードプレーヤーの新製品2機種を発表した。ロングセラー機「PS-LX310BT」の後継となる製品。ともにBluetooth接続に対応。初心者でも使いやすいオートプレー機能を搭載している。過去にレコードを楽しんでいた音楽ファンが納得できる音質を提供することも狙いだ。

PS-LX5BTを上部からみたところ

レコード再生の人気がじわじわと続いている

 音楽ストリーミングサービスが浸透する中、パッケージメディアの市場は縮小傾向だ。しかし、アナログレコードは別のようだ。

 コロナ禍以降もその勢いは落ちず、その人気はじわじわと高まっている。趣味性が高く、ニッチなカテゴリーではあるものの、2021年以降、プレーヤーの販売台数は右肩上がりで推移し、レコード盤自体のセールスも好調だという。

 デジタル再生とは異なる「音の味わい」を楽しみたいというニーズはもちろん、近年では「推し活」の一環として、迫力あるジャケットのアートワークを楽しむスタイルも定着してきた。かつてレコードに親しんだ世代だけでなく、若年層を含む幅広い世代が関心を示しており、「Record Store Day」や「レコードの日」など店頭を巻き込んだ施策もその魅力を伝えるきっかけとなっている。

 しかし、その一方で、これからレコードを始めたい層にとって、「操作方法が分からない」「針で盤面を傷つけそうで怖い」といった心理的なハードルが存在するのも事実だ。

初心者も安心の「フルオート」と、進化した使い勝手

 フルオート再生に対応したアナログレコードプレーヤーはこうした心理的なハードルを下げてくれる。ポイントは初心者が戸惑いがちな「針を落とす操作」が不要である点だ。レコードをセットし、「START」ボタンを押すだけで、再生から終了後のアーム戻しまでが自動で完結する。

 PS-LX5BT/3BTでは、手動でアームを操作することももちろん可能だ。「針を落とす儀式」もまた、レコード再生の楽しみだと考えるユーザーのニーズにも応えてくれる。

Bluetoothのペアリングに使用するボタン

 本体にはBluetoothトランスミッターを内蔵。スピーカーやアンプがない場合でも、手持ちのワイヤレススピーカーやヘッドホンを使って気軽に再生できるのも、「手軽に音楽を聴きたい」という現代のライフスタイルに即している。

 Bluetoothコーデックは、最新の「aptX Adaptive」にも対応。ハイレゾ級の伝送が可能であるため、ワイヤレスでも高音質な再生が可能になった点にも注目したい。

 これらの機能はPS-LX310BTも搭載していたが、より操作しやすくなる改良も加えられた。具体的には、ボタン位置を本体前面から上部に変更することで、「ボタンを押したら本体が動いてしまうのではないか?」という不安を解消してくれる。筐体も従来のシボ加工からマットな質感へと変更され、インテリアとしての高級感が増している。

脚部も強化しており、PS-LX310BTよりも高く厚いものとなった。

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