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ロジクール「Signature Slim Solar+ K980」

完全ケーブルレスで使えるキーボードがスゴい! 電池交換一切不要の便利さを体験してみた

 マルチデバイス対応や安定したタイピング性など、実用面も充実したロジクールのSignature Slim Solar+。メリットと購入前に知っておきたいデメリットを紹介していきます。

Signature Slim Solar+ K980を購入する3つのメリット

ポイント(1)完全ワイヤレス×ソーラー充電の圧倒的自由度

 本製品の最大の魅力は、電源ケーブルも電池交換も一切不要な完全ワイヤレス&ソーラー充電仕様です。天井照明や間接照明の人工光でも問題無く充電できるため、デスクに置いているだけでもバッテリーは回復し続けます。これにより、充電のために作業を止めるストレスから完全に解放されます。

 PCとの間にケーブルがないため、デスク上は常にスッキリ。ワイヤレスキーボードの完成型とも言える姿です。

完全ワイヤレスとソーラー充電のW仕様で圧倒的自由。しかも部屋の明かりだけで充電します!

YouTubeでロジクール「Signature Slim Solar+ K980」のレビュー動画を見る

ポイント(2)Logi Bolt+Bluetoothで3台まで接続できる

 接続方式はBluetoothとUSBレシーバー「Logi Bolt」(別売)の両対応。最大3台のデバイスとペアリングでき、ワンタッチで切り替えられます。Windows、Mac、iPadなどのOSに幅広くサポートしており、まとめて1台で操作できます。

 リモートワーク中にPCで入力しながら、横のタブレットで返信したいという場面でも、ボタン一つで簡単に切り替え可能。マルチデバイス環境との相性にも優れています。

WindowsとMacの両対応にするため、キーの印字が二段になっている特殊キーがあります

 なお、Logi Boltは6台までの対応機器を接続できるので、たとえばロジクール製の対応マウスを使っている場合はアダプターは1つで大丈夫。また、USB接続なので自作PCユーザーならBIOS/UEFI操作に対応するのも大きな点です。

同時接続は3台まで。写真のキーを押すだけで切り替え可能です

ポイント(3)薄型ながら安定感あり。打鍵も気持ちいい

 Signature Slim Solar+ K980は薄型キーボードですが、筐体はアルミケースでしっかりとした重量があります(700g)。そのため、強めに打鍵しても本体がグラつかず、安定感のあるタイピングが可能です。

 キーストロークは比較的浅めながら、打鍵感は軽すぎず、しっかりした感覚があります。薄型キーボードにありがちな頼りなさが少なく、見た目以上に安定感のある使い心地です。

購入時に確認したい2つのポイント

ポイント(1)キーストロークの深さは標準的

 キーストロークは薄型キーボードとして標準的で、特別な感覚はありません。軽快で扱いやすいですが、「しっかり沈み込むタイプのキーが好み」というユーザーには物足りない可能性があります。

 タイピング感の好みは人によって違うため、深いストロークを重視する場合は、メカニカル系やパンタグラフの深めモデルを選んだ方が満足度は高いかもしれません。Signature Slim Solar+ K980は薄型×安定性のモデルという位置づけです。

あくまで薄型キーボードなので、しっかりした沈み込みのあるキーボードが好みの人は物足りないです。このあたりは好みの問題ですね

ポイント(2)角度調整ないフラット設計

 Signature Slim Solar+ K980には角度調整用のスタンドがありません。そのぶんシンプルでスタイリッシュですが、キーボードはスタンドで角度を付けて使うという人にとっては気になるポイントかもしれません。

 とはいえ、薄型キーボードなので手首の負担は少なく、フラット設計に慣れれば快適。ミニマルなデザインを優先する人にはむしろ好まれる仕様と言えます。

キーボードに角度を調整できるスタンドはありません

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