JN-CG-15SQ3N1をレビュー

ワンタッチでぐるんと回転！iPhoneにAirPods、Apple Watchを同時にワイヤレス充電できる1万円切りの3-in-1チャージャーに惚れた

Qi2対応のスマホやAirPods、Apple Watchを3台同時に充電

　ここからは、JN-CG-15SQ3N1の機能を見ていきたい。冒頭でも触れたが、本機は3-in-1チャージャーと呼ばれるものだ。「3-in-1」は「3台のデバイスを同時に充電できる」ことを意味する。

充電する時はこのように変形して使う。この機構がなんともワクワクする

　充電箇所は分かれており、上部はスマホ（最大15W）、左部はAirPods（2.5W）、右部はApple Watch（2.5W）専用で、合計20Wのワイヤレス充電ができる。

3台同時に充電しているイメージ。スマホはiPhone 15 Pro Maxを使用

Apple Watchを充電している様子

AirPodsを充電している様子

　注目すべきは、Qi2規格のマークがある黒い円形の部分。対応スマホをここに置くと、即座にワイヤレス充電がスタートするという仕組みだ。

スマホの充電部分にはQi2規格のロゴがある

　AirPodsとApple Watchの流れから察して、iPhone専用機だと思っていたが、本機はAndroidのスマホも充電できた（Qi2規格は後方互換性があるため、従来のQi規格も使える）。実際に筆者の「Google Pixel 8a」で試したところ、画面に「ワイヤレス充電中」と表示されていた。

筆者の「Google Pixel 8a」もワイヤレス充電ができた

　また、黒い円形にはマグネットが仕込まれており、スマホを固定したまま充電できる。この恩恵が得られるスマホは限られている（Google Pixel 8は非対応）ものの、別途マグネット付きのスマホケースを付けてしまえば問題ないだろう。

黒い円形にはスマホを固定できるマグネットが仕込まれている。本体を固定したまま充電できるほか、そのまま操作も可能だ

　スマホの充電で気になるところといえば、本体の発熱。一般的に、充電中のデバイスは熱くなる傾向にある。電気抵抗による発熱が要因だが、充電しながら操作するとより熱くなりがちだ。だが、本機は「過熱保護機能」を搭載している。充電中のスマホを触ってみたところ、思った以上に熱くはなかった。