アイ・オー・データ機器「LCD-GDU271JAD」
“普通の人”に便利すぎるゲーミングモニターが安くて買い 普段使い&PCゲームを両立できる!
2025年12月04日 17時30分更新
ちなみに筆者自身もTGSで初めてこのモニターに触れたのですが、「最近のモニターってこんなに高機能なの!?」と軽く衝撃を受けました。FPSはフルHD/320Hz、映像作品は4K/160Hzといった具合に、ジャンルに応じてスパッと切り替えられるのはめちゃ便利。
用途に応じて使い分けできるモニターって、多くの人がPCゲームを楽しむ今の時代のトレンドになりそうです。
LCD-GDU271JADを購入する3つのメリット
ポイント(1) 4K/160Hz⇔ フルHD/320Hzと用途に合わせて切り替えられる二刀流
LCD-GDU271JADの最大の特徴は、用途に合わせて解像度とリフレッシュレートを丸ごと切り替えられる「Dual Frame Rate」でしょう。4K(3840×2160)では最大160Hz、フルHD(1920×1080)では最大320Hzで動作します。
通常、4Kモニターは高精細だけどリフレッシュレートは控えめ(もしくは高リフレッシュレート対応製品は非常に高価)。それに4K+高リフレッシュレートでPCゲームを楽しむにはかなりハイスペックなビデオカードが必要です。そんな中、4Kで普段使い、フルHDでゲームと「どっちも欲しい」というわがままを1台で満たしてくれるわけです。
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ポイント(2) Focus Modeで集中力アップ
個人的に刺さったのが、このモニター独自の 「Focus Mode」。画面中央を24型相当に縮小表示し、その周囲に集中線のようなフレームを表示して、視線を中央に誘導するというユニークなモードです。
最初は「集中線ってどういうこと?」と思っていたのですが、実機で体験したら意外と効果があって驚きました。視界が中央に集まり、背景の情報がスッと消える感じで、特にソロプレイ時に没入感が増します。
また、中心部分は Dot by Dot(リアル表示) にできるので、縮小表示でも画質が落ちません。「集中したいけど、画質の粗さはイヤ」というユーザーでも安心して使える設計になっています。
ポイント(3) 約6万円という価格。日本メーカーならではの安心感まで含めると買い
LCD-GDU271JADの実売価格は約6万円(大手量販店での例)。4KとフルHDの二刀流に加え、独自のFocus Modeを備えた27型4Kモニターと考えると、この価格はかなり健闘している印象です。
モニターを2枚そろえるよりもコストは抑えられますし、デスクスペースも節約可能。1台で複数用途をこなせるという意味では、むしろオトクと感じるユーザーも多いはずです。
また、おなじみアイ・オー・データ機器の製品だけに、サポートや保証が受けやすい点も見逃せません。海外メーカーだと「英語マニュアル」「サポートに連絡しづらい」といった不安がつきまといますが、同社ならそういう心配はありません。また長期の5年間保証、購入1ヵ月以内の無輝点保証、もちろんPCリサイクルマークにも対応しています。
最後に結構便利に感じたのが、付属のリモコン。入力端子や画面モードの切り替え、各種機能設定はすべてリモコンから可能。モニター側でいろいろ工夫をしている製品も多いですが、リモコンならシンプルに解決(「必要なときに限って、リモコンが見つからない」問題もありますが)。紹介しておきたいポイントです。
購入時に注意するべき側面
ポイント(1)独自機能以外だと、海外含む他社メーカーの競合製品が多い
唯一気になる点を挙げるなら、Amazon.co.jpなどのECサイトには もう少し安い価格帯で似たスペックの海外製モニターが多数あることでしょう。パネル・高リフレッシュレート・ゲーミング機能など、極めて競争が激しいゾーンでもあり、魅力的に写ります。
とはいえDual Frame Rateの切り替え精度やFocus Modeの独自性、日本メーカーの充実サポート、リモコンの付属といったポイントは差別化要素。使い勝手やGigaCrystaブランドの安心感まで含めると、評価は変わってくると思います
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