ここがヤバい!「Nano Banana Pro」画像編集AIのステージを引き上げた6つの進化点
2025年11月28日 17時00分更新
Nano Banana Proの始め方(最短チュートリアル)
最新のNano Banana Proは特別な設定なしで通常のGeminiチャットから利用できる。ただし現状、ユーザー側では画像モデルを手動で選択する方法がなく、Proが使われるかどうかは「利用プラン」と「サーバー側の処理状況」によって自動的に決まる。Proプランであっても、まれに初代モデルの挙動が出ることがあり、これをユーザーが制御することはできない。
Google OneのAI対応プラン(AI Premium/AI Pro 2TB〜30TB)はNano Banana Proを利用できる条件を満たしており、一般的にはProが適用されやすい。ただしGeminiアプリのUIだけでは、今どちらの画像モデルが動いているかを確認する手段はない。
画像生成は、テキストで「◯◯の画像を作って(描いて)」と依頼するだけでも実行できる。
「ツール」から「画像を作成」を選ぶ操作は、チャット上での画像生成をより確実に行うための「生成モード」への切り替えを意味する。生成される画像の内容や動作は、チャット欄に直接プロンプトを入力した場合と同じだ。
画像編集も同様で、写真を添付して「人物を追加して」「背景を変えて」など自然文で指示すれば、自動的に画像モデルが選択され、処理される。
前述の通りGeminiの通常UIでは、AI Pro 2TB以上のユーザーはNano Banana Proをほぼそのまま使える。ただしモデル名は明示されず、負荷状況によって旧モデルにフォールバックする場合もある。品質を安定させたい、あるいは特定のモデルを確実に選びたい場合は、Google AI Studioで明示的にモデルを指定するとよい。ただしAI StudioでNano Banana Proを利用するには、課金対応(=有料)のAPIキーが必須となる点に注意してほしい(旧モデルは無料で利用可能)。
まとめると、「Geminiアプリではモデルが自動選択される」「Google AI Studioでは明示的にモデルを固定できる(ただしNano Banana Proは有料のAPIキーが必要)」という整理になる。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります




