週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

白黒専用センサー搭載のカメラでモノクロ写真とモノクロ動画しか撮影できません!!

ライカの魂が詰まったコンデジ「ライカQ3モノクローム」発表!!

2025年11月22日 00時01分更新



 ライカはフルサイズセンサー搭載のコンパクトカメラ「Qシリーズ」の新モデル「ライカQ3モノクローム」を発表した。

「ライカQ3モノクローム」発表

 すでに販売されている「ライカQ3」のモノクロ専用モデルで、直販価格119万9000円、ライカストア、ライカオンラインストア、ライカブティックおよびライカ正規特約店で発売も開始された。ライカQ3は103万4000円なので、モノクロームのほうが16万5000円高くなっている。

「ライカQ3モノクローム」発表

モノクロ専用撮像素子採用
メニューが更新され
Qでは初のデジタル署名搭載

「ライカQ3モノクローム」発表

 Qシリーズのモノクロ専用機は先代のQ2でも発売されていたので、Q3モノクロームは2世代目になる。

 モノクローム撮影専用センサーを搭載し、写真撮影の本質に焦点をあて、輝度情報のみを記録する。6000万画素のモノクロームセンサーとトリプルレゾリューション技術を搭載し、6000万、3600万、1800万画素の解像度で画像を保存できる。動画は最高8Kで録画できる。ISO感度は100から20万に対応。

「ライカQ3モノクローム」発表

「ライカQ3モノクローム」発表

 センサーはカラーフィルターを使用しないので、高いシャープネスとダイナミックレンジ、トーンの深みを実現、細部まで妥協のない画質を生み出す。

 広角単焦点レンズ「ライカ ズミルックス f1.7/28mm ASPH.」はQ3と同じで、最短撮影距離が17cmまでのマクロモードへ簡単に切り替えられ、オートとマニュアルの操作を選択できるため、写真・動画の両方でモノクロームにこだわった撮影を楽しめる。

「ライカQ3モノクローム」発表

 フルメタルのボディとレンズフードはブラックペイント、トッププレートの「Monochrom」の刻印と文字は控えめなブラックまたはグレーで、レザー部分にはスタイリッシュな仕上げが施されている。赤い「Leica」ロゴを省くことで、モノクローム写真に通じるミニマリズムを強調している。IP52規格の防塵・防滴性で水しぶきや埃の影響も受けにくくなっている。

「ライカQ3モノクローム」発表

「ライカQ3モノクローム」発表

 EVFは576万画素OLEDで、高速で正確なハイブリッドオートフォーカスを実現。背面のチルト式ディスプレイはタッチ操作が可能だ。

「ライカQ3モノクローム」発表

 ユーザーインターフェースも向上しており、写真機能と動画機能が区別されてわかりやすい構成で、操作性シンプル。独自のカラーコンセプトに沿ったアイコンとメニュー構成により、直感的に操作することができる。この新しい操作コンセプトはQ3およびQ3 43にもファームウェアのアップデートにより導入される予定だ。

「ライカQ3モノクローム」発表

「ライカQ3モノクローム」発表

 また、Qシリーズ初のコンテンツクレデンシャル技術を搭載し、認証イニシアチブ(CAI)に準拠したデジタル署名を画像に付与でき、その出所や後からの変更を証明できる。

 Q3モノクロームではQ3のアクセサリーを使用することもできるほか、オプションでカメラ本体とマッチするレザー外装を施したワイヤレス充電機能付きハンドグリップ、レッドフィルター、各種ストラップも同時発売となる。

「ライカQ3モノクローム」発表

Q3モノクローム用ワイヤレスチャージャー対応ハンドグリップHG-DC1は12月発売予定で3万6300円

「ライカQ3モノクローム」発表

フィルターE49レッド・スリムブラックは2万8600円で12月発売予定

「ライカQ3モノクローム」発表

キャリングストラップ・平編みレーヨン&レザーのブラックとコニャックは各2万6400円で12月発売予定

「ライカQ3モノクローム」発表

キャリングストラップのブラックホワイトとコニャックデニムブルーは各2万2000円で12月発売予定

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります