ビデオカード「AMD RADEON AI PRO R9700 32G」がオススメ!!
RadeonのAI向けGPU"コスパ枠”が本気すぎる。LLM性能がRTX 5080比で3〜4倍という衝撃:ソフマップ なんば店
2025年11月20日 16時00分更新
大阪・日本橋のPCパーツショップ「ソフマップ なんば店」を取材しました。店舗スタッフ・西本賢二さんのオススメは、SAPPHIREのビデオカード「AMD RADEON AI PRO R9700 32G」です。
AMD RADEON AI PRO R9700 32Gは、LLM(大規模言語モデル)の実行にも適した32GBの大容量ビデオメモリーを搭載する、ワークステーション向けビデオカードです。
心臓部となるGPUはRDNA4アーキテクチャーを採用し、4096基のストリームプロセッサーと128基のAIアクセラレーターを搭載。動作クロックは最大2920MHzです。ビデオメモリーは256bit接続の32GB GDDR6を備え、帯域幅は640GB/sという高いデータ処理能力を確保しています。
消費電力は300Wで外部電源入力には12V-2x6を採用しています。電源ユニットは750W以上が必要となります。カードサイズは266.7×111×39mmで2スロット占有。ブロワータイプのGPUクーラーを装備し、マルチGPUを容易に構築できるフォームファクターを採用します。
西本さんによると、AMD RADEON AI PRO R9700 32Gはコスパに優れたAI向けビデオカードとのこと。AMD公式サイトにはGeForce RTX 5080と比較してLLMパフォーマンスが3〜4倍に達するというデータも公開されています(詳細はこちら)。
また、マルチGPU構成が容易な点も大きな強みで、予算に合わせて高性能なAIコンピューターを組めるのも魅力です。個人や小規模企業であっても、高いAI処理性能を持つローカルAI環境を構築しやすくなったと話していました。
AIアプリ開発で一旗揚げようと思っているそこのアナタ、この1本いかがでしょうか?
ソフマップ なんば店のPCパーツフロア
製品展示をパワーアップ中
そのほか、ソフマップ なんば店の3階PCパーツフロアでは現在、製品展示の強化に取り組んでいるそうです。分かりやすい店内ポップ、LEDイルミネーションを確認できる水冷CPUクーラーの動態展示、内部構造までしっかり見られる多数のPCケース展示など、見て楽しい空間になっています。ぜひ店頭で最新の展示をチェックしてみてください!
また、気になるメモリー価格の高騰について聞いてみました。価格が高止まりしている中で、特に人気の高いDDR5-6400クラスからは在庫が薄くなってきているとのことです。下位スピードのモデルはまだ多少余裕があるようなので、少しスペックを下げて組むのも現実的な選択肢かもしれません。
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