東プレ「REALFORCE R4 KEYBOARD」
REALFORCEの定番高級キーボードが新モデルに! どうして人気なのか、どこが良くなっているのか全部見る
2025年11月15日 17時00分更新
REALFORCE R4は、前モデルR3から約4年ぶりに登場した最新モデルです。打鍵感の良さはそのままに、デザイン面や機能面で多くの改良が施されています。特に、サイズ感の見直しや無線対応、独自のマウスカーソル操作など、新しい機能が盛り込まれている点に注目です。
ここからは、REALFORCE R4のメリットとデメリットを整理して紹介します。初めてREALFORCEを検討する人も、買い替えを考えているユーザーも、判断材料として参考にしてみてください。
REALFORCE R4を購入する3つのメリット
ポイント(1)フェザータッチでおなじみ 定番モデルの着実な進化
REALFORCE R4は、キータッチやキーの構造自体は従来のREALFORCEシリーズと共通でありながら、筐体がコンパクトになったほか、APC機能(キーを押して反応するまでの深さを、キーごとに0.8~3mmの22段階で設定可能)の強化などの進化が施されています。
前モデルのREALFORCE R3では奥行き(ファンクションキーの上部分)が長くなって、スペースを取る点が若干不評でしたが、ここが小型化(163mm→146.5mm)されたのはうれしい点です。またコンパクトモデルの「REALFORCE RC1」では無線動作における内蔵型バッテリーが採用されたのが賛否両論を呼びましたが、REALFORCE R4では電池動作が維持(単4電池×3)されています。なお、本体重量はフルキーボードが約1.3kg、テンキーレスが約1.1kg。この重さからくる安定感もしっかり引き継がれています。
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ポイント(2)キーボードでマウスカーソル操作&近接センサー搭載の新機能
REALFORCE R4の新機能としては、キーボードでのマウスカーソルやホイールの操作が挙げられます。具体的には「Fn+WASD」「Fn+カーソルキー」で操作します。
また、無線接続時は設定した時間の無操作で自動でスリープに入りますが、キーボードを囲むように近接センサーを搭載しており、手を近づけるだけで自動で再接続する仕組みも導入されています。
ポイント(3)バリエーションが引き続き豊富で自分に合ったタイプを選べる
REALFORCE R4は最初から、フルキー/テンキーレス、スーパーホワイト/ブラック、日本語/英語配列、かな印字の有無、キー荷重(変荷重/30g/45g)の違いで多数のモデルが用意されており、好みに合わせて選ぶことができます。
また、全モデルで昇華印刷を採用しており、キー文字が長期間消えにくい点もREALFORCEらしい品質の高さと言えます。
購入時に注意したい2つのポイント
ポイント(1)初めて買う人は少々選択に迷う
キーボードにこだわりがある人にとって、この多数の選択肢は歓迎というほかないのですが、逆に初めてREALFORCEを買う人にとっては「どれを選べばいいの?」と悩みどころになります。特に荷重は軽ければいいというものではなく(慣れるまでは軽すぎて指を置いているだけのつもりで誤入力してしまうことも)、店頭で短時間操作するだけでは判断が難しい部分があります。
また、現行のREALFORCE R4全モデルで採用されているキーの昇華印刷についても、ブラックのモデルではそもそも印字がパッと見では認識しにくく(タッチタイプができる人は関係ないですが)、触り心地を含めて「レーザー印刷がいい!」という人は引き続きいるでしょう。
このようにユーザーの深いこだわりに応えてくれるからこその結果として、初心者にはとっつきにくい部分があるのも確かと言えます。
ポイント(2)新マウス機能はそこまで実用的か評価が分かれる
キーによるマウス操作は便利な場面もありますが、この機能を「常用できる新要素」と見るか、「あくまで補助的」と捉えるかはユーザー次第でしょう。
APC機能についても、そこまで細かな設定をどの程度のユーザーが求めているか。新機能は、あれば便利くらいに考えるのがちょうどいいかもしれません。
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