JN-DMD-IPS14WXをレビュー

このちょうどいいサイズ感を待ってた！16：10の14型（1920×1200ドット）を2画面搭載するモバイルディスプレー

フルHDよりも11％縦長のWUXGAを採用

　JN-DMD-IPS14WXは14型のIPSパネルを採用している。1枚あたりの解像度はWUXGA（1920×1200ドット）で、フルHD（1920×1080ドット）よりも11％縦に長い解像度だ。すなわち、画面のアスペクト比は16：10となる。

　ウェブ閲覧やプログラミング、画像編集などはフルHDよりも情報量が多いので作業しやすい。そして、本機はそのパネルが2枚もあるので、作業領域はかなり広い。2枚のディスプレーを1画面とみなす表示モードの「接続表示」なら1920×2400ドットで使える。

1枚あたりの解像度は1920×1200ドットのWUXGA。2枚あわせれば1920×2400ドットになる

フルHDよりも11％だけ縦に長い

　また、IPSパネルなので広視野角と色再現度の高さもポイントだ。2枚のパネルはヒンジでつながっているので、柔軟に角度を調整できるところもいい。本機でウェブサイトやYouTubeを見てみたところ、画質は申し分なかった。映像の色味もきれいだし、ウェブサイトの文字も鮮明で読みやすい。

170度（水平）/170度（垂直）の広視野角と、色の鮮やさがウリのIPSパネルを採用。sRGBは65％と一般的なIPSディスプレーよりは落ちるが、TNモデルと比べれば全然きれいだ

インターフェースは各画面に用意

　JN-DMD-IPS14WXは左側には映像入力端子、右側には電源ボタンとロールキーがある。映像入力は3基のUSB Type-Cと2基のMini HDMIを搭載し、各画面に独立して入力できる。つまり、上の画面はPC、下の画面は家庭用ゲーム機といった使い分けが可能だ。

インターフェースは背面に集約。左側にはUSB Type-C×3とMini HDMI×2を搭載。各画面にUSB Type-CとMini HDMIがそれぞれあるわけだが、残り1つのUSB Type-Cは明るさを上げるための電源補助用だ

右側には電源ボタンとロールキー、イヤフォン出力が並ぶ。こちらもメイン画面とサブ画面のそれぞれに用意

　なお、本機にはMini HDMI to HDMIケーブル、USB Type-Cケーブル、給電用USB Type-Cケーブル、電源アダプターが付属する。別途ケーブルやアダプターを購入する必要はない点はありがたい。

電源アダプター、Mini HDMI to HDMIケーブル、USB Type-Cケーブル、給電用USB Type-Cケーブルが付属