発色も視認性も良いフルHDのIPSパネル
続いてはJN-MD-i156F-T-LEのパネルをチェックしてみよう。本機は、フルHD(1920×1080ドット)のIPSパネル(非光沢)を搭載している。
IPSパネルは視野角が広く、どの角度から見ても色変化が起きづらい。安価なTNパネルなどと比べると色再現性も高く、映像鑑賞やゲームに加え、画像編集や動画編集にも適している。
筆者のノートPCと本機をUSB Type-Cケーブルでつないで試してみた。IPSパネルだからか、鮮明さと発色の良さが見事にかみ合っているように見える。映像もキレイだったし、ウェブサイトの文字は読みやすかった。
筆者は外出用のモバイルディスプレーを欲していたのだが、本機を触ってみて「あ、これだわ」と、運命的な出会いを果たしたような感情が芽生えた。
また、本機のリフレッシュレートは60Hzなので、1fpsが勝敗を分けるようなFPSタイトルにおけるシビアなプレイスタイルには向かない。しかしながら、アクションゲームやPlayStation 5やXbox Series X|S、Nintendo Switch 2といった家庭用ゲーム機で遊ぶなら十分満足のいくスペックだろう。
ただし、画面サイズが15.6型なので一般的なデスクトップ向けのモデルと比べると没入感が乏しいと感じた。ただ単にゲームを遊ぶだけなら問題ないが、映像の臨場感を重んじる本格派にはやや物足りないかもしれない。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります



