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JN-MD-i156F-T-LEをレビュー

心奪われる、マルチタッチ対応で2万円切りの15.6型フルHDモバイルディスプレー

2025年11月15日 10時00分更新

文● いちえもん 編集●ジサトライッペイ/ASCII
提供: 株式会社JAPANNEXT

発色も視認性も良いフルHDのIPSパネル

 続いてはJN-MD-i156F-T-LEのパネルをチェックしてみよう。本機は、フルHD(1920×1080ドット)のIPSパネル(非光沢)を搭載している。

 IPSパネルは視野角が広く、どの角度から見ても色変化が起きづらい。安価なTNパネルなどと比べると色再現性も高く、映像鑑賞やゲームに加え、画像編集や動画編集にも適している。

JN-MD-i156F-T-LE

フルHDのIPSパネルを採用。どの角度から見ても色やコントラストは変化せず、発色も視認性も良い

 筆者のノートPCと本機をUSB Type-Cケーブルでつないで試してみた。IPSパネルだからか、鮮明さと発色の良さが見事にかみ合っているように見える。映像もキレイだったし、ウェブサイトの文字は読みやすかった。

 筆者は外出用のモバイルディスプレーを欲していたのだが、本機を触ってみて「あ、これだわ」と、運命的な出会いを果たしたような感情が芽生えた。

JN-MD-i156F-T-LE

本機のUSB Type-CにノートPCを接続している様子。ケーブル1本でモバイルディスプレーへの画面出力と給電が可能だ。この手軽さはUSB Type-C搭載モバイルディスプレーならではだろう

 また、本機のリフレッシュレートは60Hzなので、1fpsが勝敗を分けるようなFPSタイトルにおけるシビアなプレイスタイルには向かない。しかしながら、アクションゲームやPlayStation 5やXbox Series X|S、Nintendo Switch 2といった家庭用ゲーム機で遊ぶなら十分満足のいくスペックだろう。

 ただし、画面サイズが15.6型なので一般的なデスクトップ向けのモデルと比べると没入感が乏しいと感じた。ただ単にゲームを遊ぶだけなら問題ないが、映像の臨場感を重んじる本格派にはやや物足りないかもしれない。

JN-MD-i156F-T-LE

本機のMini HDMIでPlayStation 5に接続している様子。Mini HDMIは給電に対応していないため、別途給電専用のUSB Type-Cで外部から電力を供給しなければならない。まあ、PlayStation 5を持ち歩く人はそうそういないと思うが……

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